3.注音符号ボポモフォ子音を勉強しよう【台湾華語】

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中国語

こんにちは。

 

管理人のかどやんです♪

 

今回は、子音の発音についてです。

 

個人的には、中国語の発音は英語の発音より楽だと思います。

 

しかも、既に英語の発音を勉強済みの人は、だいぶ楽なはずです。

 

なぜかというと、英語の子音の発音と中国語の子音の発音は、共通点が多いからです。

 

この発音さえクリアしてしまえば、ほんとに後が楽です。

 

日本語であいうえおの発音マスターすれば、すべて読めてしまうのと同じです。

 

今回は、中国語(台湾)の注音の『子音』にはどんな音があるのか勉強しましょう。

 

 

注音(ボポモフォ)子音の種類

下の注音表で音を確認しながら見ていくと、よりわかりやすいと思います。

ボポモフォ発音表⇒

 

◆子音の種類『21個』

聲音と呼ばれる子音にあたるものが、『21個』あります。

 

日本語には子音のみという概念がないので例えが難しいのですが、あえて日本語で説明してみます。

 

例えば、“ か ”これをローマ字で書くと、” Ka ”ですね。この” K ”の部分が中国語でいう子音にあたります。

 

それでは早速順番にみていきましょう。

 

【両唇音】ㄅ:b ㄆ:p ㄇ:m

・ㄅ:b(無気音)

※子音の『ㄅ』だけだと日本語では説明しにくいので、母音の『ㄛ』をくっつけた『ㄅㄛ(bo)』で説明します。

この『ㄅ』(『ㄅㄛ(bo)』)は、日本語の『ぼ』に似た音です。

口を閉じて、開ける瞬間に音を出します。

この『ㄅ』の音は、息を外に出しません。口の中で音を響かせます。

 

・ㄆ:p(有気音)

※『ㄆ』も、『ㄆㄛ(po)』で説明していきます。

日本語の『ぽ』に似た音です。

口を閉じて開ける瞬間に出す音ですが、

口を開ける瞬間に、息を強く吐きながら発音します。

英語の『P』の音に似ています。

ティッシュを1枚口の前に準備し、『ㄆㄛ(po)』と言ってみて下さい。

テッシュが息で揺れたら、合格です。

 

・ㄇ:m(鼻音)

※『ㄇ』も、『ㄇㄛ(mo)』で説明していきます。

日本語の『も』に似た音です。

息を鼻に通して出す、鼻音です。

日本語の『も』よりも、もっと力を入れて発音します。

英語の発音のように、小さく”ん”の音を『も』の前に入れて言う感じです。

 

【唇歯音】ㄈ:f (摩擦音)

英語の『F』の音の出し方と同じです。

下唇の内側を、上の前歯で軽く噛んだ状態で出す音です。

日本語の『ふ』ように、唇すぼめるだけではダメです!

下唇の内側を必ず、軽く噛んでください。

ポイントは、下唇の内側に歯を当てる感じです。

大げさに噛む必要はありません。

そして、上の歯と下唇のわずかな隙間から、思いっきり息を出します。

 

【舌尖音】ㄉ:d ㄊ:t ㄋ:n ㄌ:l

・ㄉ:d(無気音)

英語の『d』の発音と同じです。

日本語の『だ』の音『da』のaをとった、『d』の音です。

舌が、前歯の付け根から下に動くときに出る音です。

この舌の動きは『だ』と同じです。

ただ、この『ㄉ』は、もっと舌先に力を入れて、思いっきり弾きます。

この『ㄉ』の音は、息を外に出しません。口の中で音を響かせます。

 

・ㄊ:t(有気音)

英語の『t』の発音と同じです。

日本語の『た』の音『ta』のaをとった、『t』の音です。

『ㄉ』と同じで、舌を前歯の付け根から下に動かして出す音です。

『ㄊ』も、舌先に力を入れて、思いっきり弾きます。

息を強く吐きながら発音します。

 

・ㄋ:n(鼻音)

日本語の『な』の音『na』のaをとった、『n』の音です。

舌の動きは『ㄉ』『ㄊ』と同じで、舌先に力を入れて弾きます。

小さく”ん”を『n』の前に入れるとこの音に近づきます。

息を鼻に通して出す、鼻音です。

 

・ㄌ:l (有声音)

日本語の『ら』の音『ra』のaをとった、『r』の音です。

舌の動きは『ㄉ』『ㄊ』と同じで、同じく舌先に力を入れて弾きます。

※注意:『r』の音と書きましたが、『英語のRの音』ではありません。

あくまで、日本語の『ら』から a をとった音という意味です。

発音しているときに、喉を触ってみて下さい。

振動していると思います。これが有声音です。

 

【舌根音】ㄍ:g ㄎ:k ㄏ:h

・ ㄍ:g(無気音)

日本語の『が』の音『ga』のaをとった、『g』の音です。

舌の後ろを持ち上げて上あごの奥にくっつけて、離した瞬間に出る音です。

息を押し殺して、『ガ』と言ったときの音に近いです。

この『ㄍ』の音は、息を外に出しません。口の中で音を響かせます。

 

・ ㄎ:k(有気音)

日本語の『か』の音『ka』のaをとった、『k』の音です。

『ㄍ』と同じく、舌の後ろを持ち上げて上あごの奥にくっつけて、離した瞬間に出る音です。

この『』は有気音なので、息を思いっきり吐きながら発音します。

息を貯めて、息を吐くときに『か』と言ったときの音に近いです。

 

・ ㄏ:h(摩擦音)

日本語の『は』の音『ha』のaをとった、『h』の音です。

口を軽く開け、喉の奥から『ハ』言います。

日本語の『は』を発音するよりも、口を小さく開ける感じです。

英語の『h』の発音と同じです。

 

【舌面音】ㄐ:j ㄑ:q ㄒ:x

この3つの舌面音の後には、必ず母音の『一:i』か『ㄩ:ü』がきます。

 

・ㄐ:j (無気音)

日本語の『じ』とほとんど同じ音なので、『じ』で大丈夫です。

 

・ㄑ:q (有気音)

日本語の『ち』とほとんど同じ音なので、『ち』で大丈夫です。

日本語の『ち』より、多めに息を吐きながら発音するのがポイントです。

 

・ㄒ:x (摩擦音)

日本語の『し』とほとんど同じ音なので、『し』で大丈夫です。

 

【巻舌音】ㄓ:zh ㄔ:ch ㄕ:sh ㄖ:r

・ㄓ:zh (無気音)

口の中の形は『英語のR』を発音するときに似ています。

まず、舌を少しだけ後ろに引きます。

そして、舌先を上あごの中央あたりに、軽くあてます。

舌が起立しているような状態です。

この状態で『ジ』といいます。音を出すときに少しだけ、舌先に隙間ができます。

この、ヅのようなジの音。これが、『ㄓ』の音です

『ㄓ』の音は無気音なので、口の中で音が響いている感じです。

 

・ㄔ:ch (有気音)

口の中は、『ㄓ』と同じです。

舌を『ㄓ』の発音と同じように準備して、『チ』といいます。

音を出すときに少しだけ、舌先に隙間ができます。

この、ツのようなチの音。これが『ㄔ』の音です。

『ㄔ』の音は有気音なので、息を思いっきり吐きながら発音します。

 

・ㄕ:sh (摩擦音)

まず、舌を少しだけ後ろに引きます。

そして舌を、『英語のR』を発音するときのように、巻きます。

このとき、舌を上あごには付けません。少し隙間が空いている状態です。

その状態で、『シ』と言います。

この、スのようなシの音。これが『ㄕ』の音です。

 

・ㄖ:r (有声音)

口の中は『ㄕ』と同じです。

ただ、『ㄕ』のときよりも、もう少しだげ舌を上あごに近づけます。

上あごに付くか付かないかくらいの場所に舌先がきます。

その状態で。『リ』と言います。

なんか、リより、ジに近い、震えた音になると思います。

この音が『ㄖ』の音です。

有声音なので、喉を震わせて出します。

手を喉にあて、振動しているか確かめながら発音してみて下さい。

 

【舌歯音】ㄗ:z ㄘ:c ㄙ:s

・ㄗ:z  (無気音)

日本語の『づ』の音に近い音です。

舌先を上の歯の裏側にくっつけて、少し離したときに出す音です。

日本語の『づ』のように口を丸めるのではなく、口は『い』を発音するときのように横に開きます。

『い』の口で『ヅ』と言います。

 

・ㄘ:c (有気音)

日本語の『つ』の音に近い音です。

『z』同様に、舌先を上の歯の裏側にくっつけて、少し離したときに出す音です。

日本語の『つ』より、多めに息を吐きながら発音するのがポイントです。

口を丸めてはいけません。横に開けましょう。

『い』の口で『ツ』と言います。

 

・ ㄙ:s  (摩擦音)

日本語の『す』の音に近い音です。

息は『す』の発音より、多めに勢いよく吐きます。

口を丸めてはいけません。横に開けましょう。

『い』の口で『ス』と言います。

 

個々の発音はボポモフォ発音表で確かめてみて下さい。

 

母音と子音を組み合わせた発音は発音一覧から確認してみてくださいね。

 

巻舌音は日本人にとっては難しい音です。が、台湾人も実際はこの巻舌音をちゃんと発音していません。めんどくさいらしく、ほんとに軽く巻く程度で発音しているので、できなくてもそんなに気にしなくて大丈夫だと思います。

 

音に慣れるまでは、子音と母音のそれぞれの練習だけを1週間~2週間はするようにしましょう。ちゃんと発音ができるようになったら、合体した400の音の練習に入るようにして下さいね。

 

まとめ

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今回は中国語(台湾華語)の子音についての勉強でした。

 

注音(ボポモフォ)って、なんかの暗号みたいですよね。

 

最初この注音みたとき、なんだこれはー!!って思いました。笑

 

でもきっと、外国人からしたら、なんだこの『あいうえお』は!って感じなんでしょうね。

 

最初はピンイン(ローマ字の方)と照らし合わせながら覚えると、音のイメージがしやすくていいのではないかと思います。

 

ただ、中国というよりは台湾メインで中国語を使う予定がある方は、ボポモフォを覚えた方がいいです。

 

台湾人はボポモフォで覚えているので、ピンイン見ただけではどの音かわかりません。

 

私は、慣れてくるとボポモフォに愛着が沸いてきて、発音記号はボポモフォの方がいいなーと思うようになりました。

 

次回は母音の発音の仕方についてです。

 

継続は力なり。

 

ネイティブ目指して、頑張ります!

 

と、ブログ書きながら、来週から行く台湾の手土産を何にするべきか悩み中です。

 

日本で流行ってるお菓子持っていっても、ありがとう~とは言ってくれてもそんなに美味しそうに食べてるわけでもなさそうで・・・。(m´・ω・`)m

 

いつもお土産に困る私です。

 

台湾人の方って、何持って行けばめちゃくちゃ喜んでくれるんでしょうか。

 

しばらく、真剣に悩みそうです。笑

 

そんな感じで、また次回。

 

ではヽ(*´∀`)ノ

 

 

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