こんにちは、管理人のかどやんです。
中国語の「声調」ってほんとに難しいですよね。
私も慣れるまで、かなり苦労しました。(/ω\)
けれども、最初はまったくチンプンカンプンだったのが、ひたすらこの声調だけを練習し続けたら、音の違いが聞き分けられるように。
私もまだまだ中国語勉強中なので、偉そうなこと言えないんですけど、ちょっとずつ成果が出てきてます。
声調の間違いが少なくなった私に、彼(台湾人)もびっくり。
声調はいわばメロディーです。
どんなに音痴な人でも(←私のことです)、時間をかければ、メロディーは覚えられるんです。(*´∀`)♪
「声調」を制する者は、「中国語」を制する!
カッコつけましたが、あながちウソではないと思います。
声調の間違いが少なくなってから、彼が私の中国語を聞いて固まることが減り、会話がスムーズに流れるようになったので。
けれど、発音が大事だとわかっていても、独学で勉強するのが難しいのが「発音」ですよね。
私の発音の練習方法は、彼の声をiPhoneに録音してひたすら聞きいて、真似して・・・という感じです。
まだ中国語を勉強し始めたばかりで、「声調」とはそもそも何ぞや・・・さらにどうやって勉強すればいいの?
という方いらっしゃると思うので、
今回は、中国語でもっとも大切な「声調」についての説明と、練習方法についてご紹介したいと思います。
それではどうぞ。
中国語を勉強する上で避けては通れない『声調』
声調とは、簡単に言うと、声のトーンです。
音の上がり下がり・高低をつけて、音を区別します。
声調は4種類あるので、『4声』と言われています。
日本語でいうところの、「雨」「飴」の音の違いです。
字は同じですけど、音程が変わりますよね?
中国語には、すべての音に声調があるので、間違えると全く違う意味になってしまいます。
これが、中国語が難しいと言われる所以です。
順番に勉強していきましょう。
第一声
高い音程を保ち少し伸ばします。
第ニ声
少し低めの音程から高い音程へ上げます。
第三声
一度低い音程へ下げたあと、音程をあげます。
第四声
高い音程から低い音程へ、一気に下げます。
※あともう一つ、軽声と言われるものがあります。ただ、軽声には固定の高さがありません。次の発音練習を参考にしてみて下さい。
『声調』は2音節で練習
中国語は母音と子音を合わせると、約400の音があります。
400の音に、さらに声調の組み合わせを考えると、約1600の音があることになります。
すべての音に4声あるわけではないので、1400くらいかなと思います。
そして、中国語は “2文字でひとつの単語” となっていることが多いです。
例えば、『安心』 日本語と同じですね。
なので、この2音節を正しく発音できなければ、意味が通じることはありません。
裏をかえせば、2音節の音の組み合わせさえ覚えてしまえば、あとの学習が楽になります。
私は、この声調の練習を毎日30分・3ヶ月し続けました。
その結果、音の違いを聞き分けられるようになったんです。
いきなり文の練習をしても、上達は難しいです。
まずは、敵を知ること、発音を極めることから始めましょう。
ここでは、ma : ㄇㄚ の音で練習してみましょう~♪
第一声の組み合わせ練習
◆第一声 + 第一声
◆第一声 + 第ニ声
◆第一声 + 第三声
※実際の発音では、三声は一度音が低くなったあと、そんなに上がりません。気持ち上がるくらいです。低い音程で出す音です。
◆第一声 + 第四声
◆第一声 + 軽音
第ニ声の組み合わせ練習
◆第ニ声 + 第一声
◆第ニ声 + 第ニ声
◆第ニ声 + 第三声
◆第ニ声 + 第四声
◆第ニ声 + 軽声
第三声の組み合わせ練習
※三声の後ろに、一声・ニ声・四声がくる場合、最初の三声は下げるだけです。
音程を下げだ後に上げる必要はありません。
◆第三声 + 第一声
◆第三声 + 第ニ声
◆第三声 + 第三声
※三声と三声の組み合わせの場合は、最初の三声はニ声に変化します。
発音は、ニ声 + 三 声
◆第三声 + 第四声
◆第三声 + 軽声
第四声の組み合わせ練習
◆第四声 + 第一声
◆第四声 + 第ニ声
◆第四声 + 第三声
◆第四声 + 第四声
◆第四声 + 軽声
まとめ
ひとまず、この20パターンを極めてしまえば、単語覚えるのも楽になります。
私は特に、ニ声と三声の違いが分からずに苦労しました。(;´Д`)
でも、根気よく続ければ、絶対に違いがわかるようになりますよ。
あとあと楽するためにも、今を頑張ってくださいね♪
「まーまー」言い続けるのも辛くなるときあると思うので、数字覚えながら声調練習する方法もありますよ。注音読めないとちょっと難しいかもしれませんが、何事も挑戦あるのみ。
また、単語で練習する場合はこちらの記事をご利用ください。
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