こんにちは。管理人のかどやんです。
この間、ワーホリでオーストラリアに行っていたときの写真を整理していて、その頃の事をいろいろと懐かしく思い出してました。
やっぱり、行って良かったなぁと思いました。
私が、ワーホリに行くという一大決心をしたのが、29歳のとき。
同じようにワーホリに来ていた人たちも、20代後半~30歳のギリホリ組みが多かったです。
20代の後半って、人生に一番悩むときなんじゃないのかな、と思います。
仕事の責任は増えていくけど、ほんとにやりたいことなのかもわからない。
まわりはどんどん結婚して行く・・・。
私はこの時期、人生にすごく不満があるわけではないけれど、充実感もありませんでした。
ただ、同じ毎日を繰り返して終わっていくだけでした。
日に日に強くなっていくのは、このまま私の人生終わっていくのかな・・・という、なんとも虚しい気持ち。
そんなときに見た映画が『最高の人生の見つけ方』でした。
この映画には、“どう生きるのか”というヒントがたくさん詰まっていました。
もう、涙なしには見られない映画ですが、よくあるお涙頂戴の映画とは訳が違います。
今の人生で本当にいいのか・・・と悩んでいるなら、見てみるといいと思います。
この映画を見て、私は自分の人生について本当の意味で真剣に考えるようになり、人生の転機が訪れました。
この映画からは、学ぶべきことがたくさんあると思います。
映画「最高の人生の見つけ方」
あらすじ
主人公は、余命わずかと宣告されたシルバーエイジの男ふたり。
優しい家族に恵まれたが、家族の幸せのためにと、地道に自動車整備士として46年間働いてきたカーター。
一方、お金儲けに自分の人生を捧げ、家族から見放された大金持ちの経営者エドワード。
ふたりは病院で同室となり、ともに余命宣告を受けます。
妻、子供と孫に囲まれ、一見幸せそうに見えるカーターの人生。しかし、家族のために働き、自分のために使う時間が一度もありませんでした。
エドワードは、お見舞いにきてくれる家族もいない、お金があるけれど幸せとは限らないという典型的なタイプ。
この対照的なふたりが、人生でやりたいことリストの“バケットリスト”を書いて、それらを実行するための最後の旅に出るというストーリー。
この映画から私が学んだこと
「後悔のない人生を生きる決断をすること。」
自分が望む人生を生きることは、時として誰かを犠牲にしてしまうかもしれません。
現にカーターは、旅に出ることを奥さんに反対されています。
しかし、“自分の人生のために”旅に出て、後悔のない最期を迎えようと決断します。
自分の人生は、自分のものです。
カーターが家族のために生きた46年間は、自分で決めた人生でもあります。
そして、今度は自分のために生きると決めただけのこと。
シンプルです。
このストーリーは、シルバー世代を題材にしていますが、人生の最期がいつ訪れるのかは誰にもわかりません。
「最期を意識して生きること」で、自分の人生は、もっと有意義になるのではないかと思いました。
普通に社会人になって働いていると、自分のやりたいことを優先させることへの罪悪感みたいなものがあります。
けれど、もし本当に自分にやりたいことがあるなら、犠牲を払ってでも実行する覚悟が必要です。
自分に正直に生きている人には覚悟があります。
その人生を選択したという覚悟。
やりたいことがないから、なんとなく生きてる・・・そんな人もいるかもしれませんが、1週間後に死にますよ。と言われたら、一番やりたかった事を迷わず実行すると思います。
大げさですが、私はいつも、明日はもしかしたら自分には訪れないかも。と思って生きています。
そう思うことで、ただの一日で終わることはありません。
今日したかったこととか、食べたかったものとか、ほんとに小さなやりたいことを実行して、幸せだと思いながら1日を過ごしています。
何が幸せかは、本人だけにしかわかりません。
今、人生このままでいいのか悩んでいるなら、バケットリスト(一生のうちにやってみたい事をまとめたリスト)を作って、自分の気持ちに向き合ってみるといいと思います。
人生は覚悟を決めたときに、転機が訪れますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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