人生つまらないと感じていた社会人時代の原因はこれだった

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アラサー女子の日記・考え

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人生ってなんなんだ・・・

 

アラサーにもなってわからないなんて情けない。そんなことを考えて生きていた社会人時代。

 

私が会社を脱出したのは、29歳のときでした。

 

まぁ、いろいろとありまして、限界を感じて外の世界へと旅立つことにしたのです。

 

向かった先はオーストラリア。心の休息のために、ワーホリでオーストラリアへ行くことにしました。

 

帰国してはや2年。今は、ワーホリ中に出会った台湾人の彼と結婚をし、台湾で生活をしています。

 

日本で9年間過ごした社会人時代の思い出は、この一言に集約できます。

 

死ぬほどつまらなかった

 

こんな人生でも生きてる意味があるのか、誰か納得する答えを持ってきて煎じて飲ませてよ。そしたら少しは楽になるのだろうか。そんなことを毎日考えていました。

 

朝の満員電車から始まり、終電で帰宅。休みの日も家で仕事。

 

今よりお金はありましたが、退屈で仕方がなかったです。

 

海外から帰ってきて気がついたのは、

 

なんか今日ダメだったな。と思うことはあっても、

 

今日もつまらない一日だったな。とは思わなくなっていたこと。

 

私は今、素直に自分の人生楽しいなと思っています。

 

あなたも、”今” はつまらないかもしれませんが、そのつまらないも、私のように変えることができるかもしれません。

 

私の経験が、楽しくないな、変わりたいな、と悩んでいる方のお役に立てればうれしく思います。

 

ではどうぞ。

 

 

私の人生をつまらなくしていた正体はこれだった

自分の事を自分自身がまったくわかっていなかった

考えて出てきたのが、これでした。

 

そうなんですよね。私、自分のこと、何にも知らなかったんです。いつしか考えることを止めてしまっていたんですよね。

 

でも、日本にいるときは、この事実に気づいていませんでした。

 

たくさんの情報があって、考えるよりも先に「これは~だからいい」っていう人の意見が目に飛び込んできて、あたかもそれが自分の意見のようになってしまっていました。

 

しかし、海外へ出て、大きな壁にぶち当たる事になります。

 

日本は協調性を重んじるため、個人というものにあまりフォーカスされません。ですので、自分の意見を持っていなくても、やり過ごすことができていたのです。

 

でも、海外では自分を持っているのが当たり前です。

 

「これ好きなんだよね~」と言えば、「なぜか」という具体的な理由があって当たり前なんです。

 

ワーホリに行った際、私は英語がまったく話せなかったので、語学学校へ通うことにしたのですが、ここでまず打ちのめされました。笑

 

授業内容はというと、お題が出て、それに対して自分がどう思ったか意見を述べたり、議論しあうというものが主でした。

 

でも、答えたあとにいつも先生から、

 

それで、あなたはどう思ったの?と聞かれるんです。しかも、私だけ。

 

えっ?いやいや、今答えましたよね( ‘ω’)?

 

もしや、英語の発音悪すぎて伝わらなかったか?

 

そう思ってもう一度言ってみます。

 

そうするとまた、

 

だから、あなたはどう感じたの?と返されるんです。

 

お題が「好きな映画について」だったときに、「君に読む物語」について答えたんですけど、

 

私が言ってた内容というのが、当たり障りのない純愛というのは素晴らしい。ピュアに愛し合えるのはいいな。とか、確かそんな感じでした。

 

私は自分の考えをしっかり述べたつもりになってるんですけど、そこには、“なぜ好きなのか”という、人を納得させられるだけの根拠や、具体的性がまったくもって欠け落ちた状態でした。

 

他のクラスメート(外国人)の意見は、具体的。一方、私の意見は、めちゃくちゃ抽象的。

 

議論をすることに慣れている外国人からすると、で?だから?それだけ?みたいな感じで目で訴えてくる。ほんとに辛かったです。

 

社会人9年やってきて、気づいたら組織の一員となり、自分の意見ではない、当たり障りのないことしか言えなくなっている自分がいることに気づきました。

 

新しい意見を出そうとすると、上からはあれこれと文句を言われるので、いつしか自分で考えること自体めんどくさくなってしまっていたんですよね。

 

とりあえず、人と一緒でいいや。妥当なありきたりの言葉をかき集めて並べとけばいいや。みたいな感じです。

 

さらには、私は検索大好きっ子で、とにかく自分で考えるよりも先に検索をしていたんです。

 

そのため、気づいたら「人の意見が気になって仕方ない、一般論の正解を知って安心したい」という思考回路が出来上がってしまっていました。

 

意見を述べた後に、あなたの意見は?と、かなり屈辱的な事言われてるのに、それでもやっぱり人の意見に頼りたい自分がそこにはまだいたんです。

 

でも、この時さらなる悲劇が私を襲います。

 

検索大・大・大好きなのに、ホームステイ先のネットの環境が悪くて使いものにならない事態発生!

 

次のお題ではきっちりと意見が言えるように、ネットで調べたいのに。

 

次のお題である、好きな歌手について、“なんでその歌手が好きなのか?”という、人の意見をまずは聞きたい。

 

けれども、できない。

 

だって、家帰ったらネットがないんです。(:_;)

 

ツライ。かなりツライ。

 

どう答えたら正解??

 

正解の答えが欲しくて仕方ない。

 

でもネットないから、とりあえず自分で考えるしかない。

 

それからは、学校で出されるお題に対して、自分で考える日々が始まりました。

 

最初の1ヶ月くらいほんとに辛くて、一人で号泣してました。悔し涙というやつなのか。

 

でもこのおかげで、少しずつ変化を感じるようになりました。

 

自分と向き合うようになった

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私はあまり英語が上手ではなかったので、授業で出されるお題は、難しい単語を使わなくても話せる、自分の事に関することが多かったです。

 

“自分のこと”って、お題として簡単そうに見えて難しい。

 

自分の意見を持たない私からしたら、自分の国の事とか流行ってる事を答える方がよっぽど簡単。なぜなら、そこには事実しかないから。

 

けれども、与えられた以上、課題はこなさねばならない。毎日毎日自分について考える日々。

 

自分の大好きな歌手がいたら、なぜその歌手が好きなのか?

 

なぜその映画が、俳優が好きなのか?

 

どうしてオーストラリアに来たのか?

 

仲の良い友達のどこが好きなのか?

 

とにかく、具体的に考えるようになりました。

 

すると、あれ?流行っててみんな聴いてたから好きだと錯覚してただけかもしれない。とか、今までとは相反する自分の意見に出くわすようになりました。

 

自分で考える癖がついてからは、素直に自分と向き合えるようになり、自分の本当の気持ちがわかるようになりました。

 

そして、自分で考えることを止めていた時とは比べものにならないくらい、ワクワクしている自分がそこにはいました。

 

何かを考えている間ってほんとに楽しいです。

 

しょうもないことでもなんでもいいです。とにかく考える。そうすると、新しいアイディアが湧いてきたりと、楽しい気持ちになれます。

 

あれこれと考えるようになってからは、ネットで検索することが少なくなっていったのは、言うまでもありません。

 

人生の不安も消えていた

ワーホリから帰国して1年経った頃に書いた記事があるんですけどね、

 

この記事⇒よくある質問。ワーホリから日本に帰国後不安じゃないの?に対する経験者の考え。

 

ここにも書いてるんですけど、

 

20代の頃、何も考えずに働いていた時の私の方が、はるかに将来に不安を持っていたんですよね。

 

仕事していたし、今よりもお金があったにも関わらず、です。

 

日本で働いていた頃は、毎日将来が不安で仕方なかったです。

 

このままでいいのかな?このままで私の人生終わってしまうのかな?って、下を向いて歩いていました。

 

けれども、ツライけど仕事を辞める勇気がなく、一歩を踏み出せずにいました。

 

そこから海外へ旅立って戻ってきて、この記事書いたときの私は、無職・未婚・32歳。笑

 

けれど、まったく将来が不安ではなかったですし、つまらないとか思うこともなかったです。

 

何しようかな~ってワクワクしていました。

 

外の世界へ飛び出して無我夢中に走り続けて、知らないうちに生きる経験値がアップしたんだろうなと思いました。

 

あと、こうでないといけないよ!という狭い視野から解放されて、”肩の荷が下りた”のも要因だと思います。

 

視野が広がったおかげで、日本で生きられないんだったら、海外で生きればいいやって物事を楽観的に考える事ができるようになりましたよ。

 

不安に思っていると、そればっかり気になって、楽しいことも楽しく感じられないですよね。

 

楽しいと思える事がなければ、それはつまらない事になってしまいます。

 

不安=つまらない

 

つまらないから解放されたら、いつしか不安もどこかへ行ってしまっていました。

 

つまらない人生からは必ず脱却できます。そのためには、まず一歩を踏み出す必要があります。

 

とにかく自分で考えて行動する

結局、つまらない人生だと思っているのも自分、そういう思考回路を作っているのも自分自身なんですよね。

 

そして、自分の事をびっくりするくらい知らない。

 

自分で考えるようになって感じたのは、昔の私の人生はつまらなくて当然だったな、ということでした。

 

何を楽しいと感じるかは、本人にしかわからない

 

これがつまらないの答えなんですよね、きっと。本人にしかわからないのに、その本人が自分の好きなことを知らなければ、当然つまらないことしかできない。

 

言い換えると、自分で考える事ができないから、楽しくないのだと思います。

 

自分の事知ってるつもりで、何にも知らなかったと思い知りました。

 

自分というより、流行ってるから、みんなが良いっていうから、という人の意見に流されて、あたかもそれが自分の意見のようになってしまっていました。

 

まずは、とにかく考える癖をつける。自分に、なぜそう思うのか?という疑問を投げかけてみる。

 

そうすることで、自分がほんとに好きな事、楽しいと思うことが見えてきます。

 

そして、考えている中で、少しでも興味が湧いた事は迷わず実行していきます。そうすれば、何ができて、何ができないのか、頭と体で理解していくようになります。

 

私は、英語はあまり得意ではなく、話さなくてはいけないから勉強していたので、語学の才能ないな~とか思っていたのですが、今は中国語にどはまりしています。

 

楽しくて仕方ない。どうやったらこの音はでるの??とか、日々小さい疑問と格闘しています。

 

これも、語学の才能ないな・・・と諦めずに、粘ったおかげだと思っています。

 

あとは、このブログもそうです。

 

私、文とか書くの苦手な方だったんですよね。そもそも、何書いていいのかわからないですしね・・・ブロガーなのに。苦笑

 

でも、考える癖がついたおかげで、他のブロガーさんのような面白い記事は書けなくても、自分の経験をまとめることはできるんじゃないかとか、もともと何かをまとめる事は得意だったよな~とかいろんな気づきがありました。

 

試行錯誤しながら書いて、ありがたい事にたくさんのメッセージを頂けるようになって、ブログを書く事が今は本当に楽しいです。

 

興味を持てることって、ある種の出会いです。

 

そこで、もともと苦手だし、自分には無理だ・・・と諦めてはダメです。

 

まずは、どうして、他の事には興味を持たなかったのに、興味を持ったのか考える。

 

そして、とにかくやってみる!

 

失敗しても笑い話です。でも、やらなければ、後悔です。

 

やってみて、ちょっと違うなと思ったなら、止めればいいんです。それは自分の好きなことではなかったとわかったわけですから、自分の事を知れた事になります。

 

とにかく、自分の事を知る努力を惜しまないでください。

 

非現実に身を置いて、刺激を受ける

私の場合は、思考回路が停止していたので、日本にいたらずっとあのまま「つまらない」を連呼しながら生きてたと思います。

 

考える思考回路を取り戻すには、”今の自分じゃダメだ” と認識しなければいけません。

 

でも、今いるところで ”よし!今日から変わろう!” っていうのは正直難しいですよね。

 

なんとなく、今の自分はダメだと思っているのに、なんとなくでもやり過ごせてしまう環境にいるわけなので。

 

ここからいち早く脱却するには、環境を変えるのが手っ取り早いです。

 

私のように旅に出てみるのもひとつの手だと思います。

 

外の世界へ出ると、日本の常識が通用しないことを痛感させられます。今まで感じた事のない刺激を受けるはずです。

 

私の場合は、毎日楽しそうに、ワクワクしながら生きている人達に出会って、こんな風に生きていいんだ!って気持ちが楽になりました。

 

毎日楽しそうに生きている人達って、ほんとに自分の事をよく知っているんですよね。自分の事を知るためにたくさん失敗しているので、経験値が桁違いです。

 

経験があるから、自信に溢れていて、魅力的。経験があるから、話がとにかく面白い。

 

あと、こういう魅力的な方達って、他者を受け入れる器を持っているし、とにかく素直で正直です。

 

私はオーストラリアでホームステイをしていたのですが、そこのオーナーがほんとに魅力的でした。

 

家がなくて困っていた得体のしれない言葉の通じない私を、うちにおいでよ!と、ご飯でも誘う感覚で家に泊めてくれました。笑

 

日本だと、家ないからといって、うちにおいでよ!とは絶対ならないですよね。

 

この時の衝撃、ハンパなかったです。

 

こんな人になりたい!!って心から思わされました。

 

自分の知らない世界って、もっともっとあります。日本を出ると、いやでも見る世界が広がります。

 

そうはいっても、ワーホリで1年行く・・・というのは難しいですよね。(^_^;)

 

その場合は、友達とツアー旅行で遊びに行くのではなく、一人で現地の人と触れ合うような旅行をすると、自分の知らない世界を多く見ることができると思いますよ。

 

一人で行くってのがポイントなんですけど、日本語を話す相手がいないので、必然と自分自身のことを考える時間ができるんですよね。

 

知らないうちに自分と向き合っていたりします。

 

大手の旅行会社でも、一人旅のプランを出しているので、海外へ行くハードルはそれほど高くはないと思います。

 

お勧めは、JTBDeNA

 

DeNAは、ツアーではなくて海外ホテル+航空券をセットで買うプランがあるので、自由に予定を組めるのがポイントです。

 

一人旅には刺激がたくさんです。非現実に身を置いて、自分自身と向き合ってみるのも、つまらないから脱却するひとつの方法だと思います。

 

まとめ

何から考えていいのかわからないのであれば、「なぜつまらないと感じるのか」という事から考えてみてください。

 

考えることって、くだらないことでいいんです。

 

チョコ好きなのに、なんでホワイトチョコはキライなんだろう?とか、そんな事でもいいんです。笑

 

何も自分で考えないことの方が問題なんです。

 

自分が何が好きなのかわからない、何をしたらいいのかわからない、どうしたらいいのかわからない。

 

そんなときは、少しでも気になると思ったことがあれば、迷わずやってみることです。

 

違うと思ったらやめればいい。

 

そうやって、いろんなことに挑戦していると、自分の好きなことの傾向が見えきます。

 

ワーホリ行く前は、まさか自分が台湾人と結婚して、中国語を勉強しながらブログを書いているなんて思ってもいませんでしたから。

 

人生は1回しかない、これが事実です。

 

その上でどう生きるのか。

 

その答えは、あなたの考えるという作業の中に、あるのではないかと思います。

 

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