外国人との恋愛に立ちはだかる言葉の壁に向き合って気づいた事

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台湾結婚関連

こんにちは、管理人のかどやんです。

 

外国人との恋愛って、なんかカッコイイですよね。

 

ヨーロピアンの彼を連れて歩いている女性をみると、素敵だな~と思わずうっとりしてしまいます。

 

という私も、一応彼氏が台湾人なので国際恋愛といえばそうなのですが、イメージとは何かが違っています。

 

彼はよく日本人に間違われるのですが、日本でデートをしていると、私が外国人だと思われることがあります。(顔が薄すぎた?)笑

 

カフェでも、話しかけられるのは彼の方。

 

私が日本語で話し始めると、しまった!という顔をされる事もしばしば。

 

まぁ、それでもなんだかんだで2年半、楽しく過ごしてきたのでいいんですけどね。

 

しかしこの前、彼のお友達のピーター君(台湾人)に、何気ない疑問を投げかけられて、それがどうしても引っかかってしまって、ずっと心のなかで燻っていたんです。

 

私と彼の間に立ちはだかる「言葉の壁」に対するピーター君の素朴な疑問。

 

1ヶ月くらい真剣に考えて、答えはこれじゃないかな?と思う自分なりの結論がでました。

 

ですので今日は、国際恋愛に立ちはだかる「言葉の壁」についての私の考えを書いてみようと思います。

 

 

言葉の壁があるから大喧嘩できないのか?

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台湾人の彼をもって2年半の月日が流れようとしていた頃、彼のお友達からある疑問を投げかけられ、「言葉の壁」について深く考えることになった私。

 

ことの発端は、私の彼がお友達のピーター君に、「彼女と大喧嘩をしたことがない」と話したこと。

 

私たちカップルは、ほとんど喧嘩をしません。

 

しかし、これを聞いたピーター君は、信じられない!とびっくりしたようで、私にも「なぜ喧嘩をしないのか」という意見を求めてきました。

 

「いや、なぜと言われても、そもそもそんなに怒るようなことがない・・・」と答える私。

 

そして、これを聞いたあとのピーター君のことばに、私は固まってしまったのです。

 

「言葉の壁があってニュアンスがうまく伝わらないから、言いたいことを我慢したり諦めたりしてるんじゃないの?」

 

最初はそんなことないよ~とか笑っていたのですが、どうも引っかかる。

 

もしかして、そうなのか?

 

言葉の壁があることを感じていて、無意識に伝えることを諦めて穏便に済ませようとしてしまっているのだろうか。

 

わからない・・・。

 

ピーター君の中には、

 

喧嘩をする=深くわかりあえる

 

という図式があり、喧嘩をしない私達は、実はそんなにお互いのことを深くわかり合えていなのではないか、という疑問があったようです。

 

そして、その喧嘩をしない理由が、「言葉の壁があるから」という答えになったのだと思います。

 

念のために断っておきますが、ピーター君は紳士でほんとに素敵な男性です。この質問も悪気があって聞いているわけではなく、本当に疑問に思ったから口にしたんだと何度も言われました。

 

というのも、ピーター君には彼女がいたのですが、残念ながら最近、大喧嘩の末に別れたようで、喧嘩をすればもっと分かりあえると思っていたのは間違っていたのではないかと、彼なりに考える部分があったようです。

 

そして、喧嘩をしない私達カップルがなぜうまくいっているのか、その理由を知りたいとのことでした。

 

私と彼との間には言葉の壁があります。だから、本音を言い合えないだけではないのか?といろいろとモヤモヤしていて、意を決して本人に聞いてみようと思ったのだとか。

 

正直、「言葉の壁」があることは感じていました。

 

けれども、それを言い訳に「言いたいことを諦める」という発想はなかったので、いつも右側から物事をみていた私に、左側からはこんな風に見えるよと、新しい見方を提示してくれたのでした。

 

それから、ひたすら考えました。

 

「言葉の壁」がなかった時と比べて何が違うのか。どうして私達はうまくいっているのか。

 

言葉の壁が無いときと有るときの違い

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言葉の壁がないというのは、彼氏が日本人という意味なので、日本人と付き合っていたときとは何が違うのかを考えてみました。

 

■何でも伝える

私の場合は、言葉の壁があるからこそ、何でも伝えるようになりました。

 

海外に1年以上住んでわかったのが、言わないと伝えたいことは伝わらない。さらには、頑張って伝えても、100%伝わるとは限らないという事です。

 

言っても100%伝わらないということは、口に出して言わなければ、自分の考えている事を理解してもらえることは0に等しいです。

 

外国人の基本は”伝える努力を自分がして、わかってもらう”です。

 

なのでもし、“言わなくてもわかってくれると思った”と言い訳しようものなら、伝える努力をなぜしないと怒られます。

 

これは語学学校の先生に、実際に激ギレされたときに言われたことです。日本人のこの考え方、ほんとに大嫌いと言われました。(^^;

 

この一件があってから深く反省し、とにかく伝える努力をするようになりました。

 

少し不満に思っていること、楽しいこと、感謝したこと、すべて口にする。

 

私が日本人と付き合っていたころは、もちろん海外に行く前だったので、この考えではなかったです。

 

言わなくても伝わってるはず。わかってくれているはず。もしくは、丁寧に説明しなくてもわかってくれるだろう。

 

他人任せの考えです。

 

そして、そうでなかったとわかった時に一気に爆発していました。もう、止まらない。なんで?なんで?を連呼です。

 

でも、今ならわかります。だから上手くいかなかったんだなと。

 

気持ちを言葉で伝えるようになってからは、この大爆発がなくなりました。

 

大したことでなくても伝えて、共有できる何かを持つことは大切だと思います。

 

■何でも聞く

外国人同士の場合、英語で話すか、どちらかの母国語で話すことになります。

 

なので、真剣に聞かないと、ニュアンスまでしっかりと理解ができません。聞き流すというのは、母国語でないと無理です。

 

ものすごく流暢であれば問題ないかもしれませんが、私のように英語中級者では、真剣に聞き、言いたいことがあってるのか確かめながらでないと、勘違いしてしまうおそれがあります。

 

お互いが外国語(英語)を話す場合なら、尚更気を付けなくてはいけません。

 

裏を返せば、なんとなくわかったフリで終わることができないという事です。よって、実はより理解が深まる要因になっているのではないかと思います。

 

日本人同士の場合、どこかで甘えが出てしまい、真剣に伝える・聞くという作業が疎かになってしまうのではないでしょうか。

 

聞いた内容に少し疑問があっても、たぶんこの意味であってるだろう。そんな風に考えていることが昔は多かったです。

 

案の定捉え方を間違えていて、「言ったよね?」とイライラされてしまうハメに。悪循環です。

 

それに、日本人同士の場合、こういう意味であってるよね?ね?と確認しにくいですよね。なんか恥ずかしい。

 

けれども彼氏が外国人の場合、この確認をするという作業が必然となり、結果的に良好な関係を築く上でプラスに働いているのではないかと思います。

 

 

けれど恋愛で大切なのはもっと根本的なこと

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何でも伝える、何でも聞く。

 

とっても大事なことです。しかし、一方通行では成立しません。伝える人の言葉を真剣に聞いてくれる相手が存在することで成り立ちます。

 

バランスが大事です。

 

そして、今までと今とでは何が違うのかを考えて気づいたのは、そもそも根本的なことが違うということでした。

 

相手を思いやる気持ちがあるかどうか

 

やはり辿り着くところはここではないでしょうか。

 

というか、どう頑張って違う方向から考えてみても、結局ここに戻ってきてしまいます。

 

ピーター君の疑問の中にあった、ニュアンスが伝わらないから伝えることを諦めている部分があるのではないか?に対する答えですが、

 

「いやいや、言葉の壁がないときより、めっちゃ頑張って伝えてるわ、わたし。」(“▔□▔)/

 

と、そこだけは胸を張って言えます。

 

少なくとも、昔よりはニュアンスが伝わるまで伝えるし、我慢は一切していません。そして、相手が何かを伝えようとしている時は、真剣に聞いています。

 

だから、今の私達が大きな喧嘩をすることなく関係が良好なのは、お互いが思いやりを持って、相手の意見を聞く努力をしているからではないかと思います。

 

国際恋愛では、言葉の壁に限らず、文化の違い、生活習慣の違いがあります。結婚となれば、その違いとも否応なしに向き合わなければいけません。

 

自分の生まれた国を離れて知らない土地で生活するのは不安です。相手の国の言葉も勉強しなくてはいけません。

 

そこで、辛いことがあっても踏ん張って頑張ろうと思えるのは、相手がいかに自分を思いやってサポートしてくれるかではないでしょうか。

 

私はほんとに運が良く、彼も素晴らしいですが、彼の家族も素敵な方達です。

 

彼女というだけなのに、私が台湾にいるときは万全のサポートをしてくれます。

 

国籍が同じでも違っても、恋愛は相手への思いやりがなくなった時点で終わりですよね。

 

そして、国際恋愛の場合は、その思いやりやサポートする姿勢がより重要となります。

 

喧嘩は自分の意見の押し付けではないでしょうか。どちらかというと一方通行です。相手の意見を聞く姿勢を最初から見せていないですよね。

 

まぁ、情熱的な恋をしているときに、思いやりだの聞く姿勢だのと言われても、右から左へと聞き流されて終わりでしょうけど。笑

 

いろんな恋愛の形があるので、ピーター君にはピーター君の方法で、幸せになってもらいたいなと思ったのでした。

 

まとめ

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書きながら思ったのが、私がもし、今の彼と別れて日本人と付き合った場合に、今と同じだけの労力を使って、伝える努力をするのかな、ということです。

 

日本人相手なら、たぶんしない気がします。というか、やっぱり、伝わっているだろうと今よりも甘えがでるような気がします。

 

それに、もともとは言わなくても伝わるだろう、という考えを持っていたので、日本人相手であればまたこの考えが優先されるのではないかと思ってしまいます。

 

弱い・・・。笑

 

私には「言葉の壁」がある今の彼がちょうど良いのではないかな、と納得することにしました。おそらくバランスがとれている。

 

いろいろあるけれど、頑張ろうと思う今日この頃です。

 

国際恋愛したいけど、上手くいかないんじゃいかな、とかいろいろ悩んでいる方に、こういう考えもあると届けば嬉しく思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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