【おすすめの服装】台湾の冬は寒い?→平均気温は当てになりません!

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こんにちは、台湾在住7年・ライターのかどやんです。

海外旅行が解禁になり、コロナ禍以前のように気軽に海外へ行ける日々が戻ってきました。

それに伴いここ最近、立て続けにどんな服装がおすすめか相談を受けるのですが…

平均気温を当てに選ぶと必ず後悔します…

なぜなら台湾の冬は気温差が激しく、暑い日が数日続いたかと思えば急にダウンを着るくらい寒くなるからです。

また、湿度が高いせいで15℃でもかなり寒く感じられたりと、日本の感覚とは全く異なるので注意が必要です。

ということでこの記事では、冬に台湾旅行に行く際の服装に関して、注意点や対策をまとめました。

参考になれば幸いです。

台湾:12月・1月・2月の気温

まずは、台湾の冬の気温と湿度について見てみましょう。

2022年12月

平均気温(℃)最高気温(℃)最低気温(℃)平均湿度(%)
台北16.624.88.382
台中17.828.18.269
台南18.628.210.271
高雄19.030.07.774
参照:交通部中央氣象署

2023年1月

平均気温(℃)最高気温(℃)最低気温(℃)平均湿度(%)
台北17.028.28.577
台中17.529.68.073
台南18.028.59.176
高雄18.630.19.077
参照:交通部中央氣象署

2023年2月

平均気温(℃)最高気温(℃)最低気温(℃)平均湿度(%)
台北17.528.111.878
台中18.333.211.472
台南18.930.112.575
高雄19.831.811.574
参照:交通部中央氣象署

台湾の冬は気温差が激しい

上の表を見て頂くと分かるとおり、平均気温だけを見ると16℃〜19℃と過ごしやすいように感じます。

が、しかし!

最高気温と最低気温を見ると、気温差がかなり激しいんですよね。

因みに、最近の10日間天気予報はこんな感じです↓。

最高気温が27℃まで上がったかと思えば、数日後には13℃まで下がっています。

そのため、冬だからこの服装がいい!と断言できないのが台湾の冬なのです…。

台湾の冬の注意点

エアコン

台湾の冬は気温差が激しい以外にも、日本の寒さとはまた違った寒さが特徴的です。

冬に台湾旅行に来る際は、気温以外にも下記の点に注意する必要があります。

湿度が高く体感温度が低く感じる

台湾の冬は湿度が平均で70〜80%と、とにかく高いです。

湿度が高いと服もしっとり冷たく、

まるで生乾きの服を着ているような着心地の悪さなんです…

気温はそこまで低くないはずなのに、体感温度はグッと低く感じられます。

日本の20℃と台湾の20℃を比べると、台湾の方が圧倒的に寒い!

気温が20℃以下の場合、-3℃~-5℃くらいが体感温度になると思って服を選ぶのがポイントです。

冬でも送風で換気している

湿度が高いので、すぐにカビが生えます…

そのため、冬でも除湿機や送風をフル活用して換気しているのが台湾です。

バスに乗ったら送風の風が強く寒すぎてブルブル…

暖を取るどころか送風で余計に体が冷えるので、防寒対策は必須です。

暖房がないので体を温められない

基本的に、家のエアコンには冷房しかありません。

また、店内(百貨店含め)やMRT・バスにも暖房がないので、

少し暖を取りに店内に入る…というようなことができません!!

ホテルも一部を除いて、基本的には冷房と送風のみ。(暖房なし!!)

寒くて凍えながらホテルに帰ってきても、暖を取れるのはシャワーだけです…。

家は夏使用

余談ですが、台湾は冬よりも夏が断然に長いため、家が完全夏使用になっています。

床はタイル、壁はコンクリートです。

夏はひんやりと気持ちがいいですが、冬は足元から冷えます…

また、夏場は日中暑くないように、リビングが日陰になる位置に作られていたりするんですよね(我が家はこのタイプ)。

冬場はもちろん日が当たらず、リビングにいても暖をとることができません。

あまりの寒さにヒーターを購入したんですが、そもそも断熱材が入っていないので消すとすぐに温度が下がるんですよ…。

よって、冬は家でも常にダウンを着るようになりました。(エコですね。笑)

冬の台湾旅行でおすすめの服装

コート

それではここからは、冬の台湾旅行でおすすめの服装を気温別にご紹介いたします。

気温が10℃〜20℃の場合:日本の12月の服装が◎

基本的に台湾・台北は、寒くても最低気温が5℃を下回ることは滅多にありません。

大体10℃〜20℃くらいが一般的。(体感温度は気温より−3℃〜−5℃)

よって、日本の12月の服装で来るのが最適です。

  • 冬用のコート
  • ヒートテック
  • ロングTシャツ
  • カーディガン
  • デニムパンツ
  • 厚手のソックス
  • スニーカー

セーターなどは、日中の気温が20℃あるとちょっと暑く感じでしまうため、カーディガンなど羽織もので調整するのがオススメです。

最高気温が25℃以上の場合はけっこう暑い

月に数日ほど最高気温が25℃を上回ることも。

気温が25℃以上になると、湿度が高いために余計に蒸し暑く感じます。

日中はコート無しロンT1枚でもOK。

ただし、夜は気温が下がるので携帯しやすいウルトラライトダウンなどがあると便利です。

  • ウルトラライトダウンなど携帯しやすい上着
  • ロングTシャツ
  • 薄手のカーディガン
  • デニムパンツ
  • ソックス
  • スニーカー

冬の台湾旅行の寒さ対策

最高気温が15℃を下回る場合は、防寒対策必須です。

下記の準備があるとより安心ですよ。

カイロを準備する

店内でもホテルでも暖を取る場所がないので、最高気温が15℃を下回る場合はカイロを準備しておくと安心です。

因みに、使い捨てカイロは基本的に、飛行機の持ち込み・預け入れ共に可。

ただし、カイロを衣服に貼った状態だと、手荷物検査の時に金属探知機に反応してしまう可能性があります。

よって、使うのは台湾に到着してからが◎。

また、カイロは台湾のスーパーや薬局でも売っているので、台湾に到着してから購入してもOKです。

パジャマは持参

荷物になりますが、出来れば冬の台湾旅行の場合は厚手のパジャマを持参するのがオススメです。

ホテルによってはバスローブがあります(ないケースも)が、

暖房がない上にバスローブだけだと確実に風邪をひきます…(経験談)

私は裏起毛タイプの上下スウェットで、寒い台湾の夜をなんとか乗り越えています。

足元はスニーカー+厚手の靴下がおすすめ

たまにヒールで台湾旅行に着ている観光客を見ますが、正直あまりオススメしません。

なぜなら、台北市内でも道路がガタガタの場所が結構あるからです。

私はその昔ヒール大好きでしたが、台湾に嫁いで来てからはもっぱらスニーカー派になりました。

まとめ:冬の台湾旅行は気温差に注意して服を選ぼう

以上が、冬の台湾旅行の服装と対策でした。

台湾の冬は寒かったり暑かったりと、服装選びがほんとに難しいです…

台湾人が夏服をなかなか片付けないのも納得です。

暑くなる日があるといえども夜は冷えるので、間違っても短パンで来るようなことがないようにしましょう。

楽しい台湾旅行となりますように。

それではまた〜。

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