こんにちは、台湾在住7年目ライターのかどやんです。
台湾は日本から3時間弱と近場にありながら、美食グルメ&異国情緒を感じられる海外旅行初心者にオススメの場所です。
今回は、2泊3日で台湾の首都台北を満喫できるプランをご紹介いたします。
日本から友人が来る際にはほぼこのコースで案内していますが、王道と穴場をミックスしたプランとなっておりかなり好評です♪
初めての台湾旅行の際に、参考になれば幸いです。
【定番】2泊3日台北観光おすすめモデルコース
2泊3日の場合、飛行機は午前着の便がオススメです。
ツアーの選び方は初めての海外旅行は格安で行ける台湾へ!ツアーの選び方を徹底解説を参考にしてみて下さい♪
1日目
まずはホテルにチェックイン。
桃園国際空港から市内までは、だいたい40分~50分くらいです。
台北市内までMRT(台湾の地下鉄)で移動するなら、台湾の交通系I Cカード「悠遊カード」がオススメ!
旅行レジャー予約サイトのKKdayやKlookで事前に予約しておけば、桃園空港で受け取りそのままMRT(地下鉄)で市内へ移動出来るので便利です。
台北駅までは160元なので、事前にチェージ済みで申し込んでおくと◎。
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11:00~12:00 お昼ご飯は「杭州小籠湯包」の小龍包
中正紀念堂のすぐそばにある小龍包のお店「杭州小籠湯包」で、まずは腹ごしらえです。
小龍包と言えば鼎泰豐(ディン タイ フォン) が有名ですが、今回はローカルを満喫すべく「杭州小籠湯包」へ。
観光客だけでなく台湾人にも人気なので、いつも大賑わいです。
可能であれば、ちょっと早めの開店と同時(11時)に行くと、まだ人が少ないのでおすすめですよ♪
注文方法は簡単。
商品一覧が記載されたオーダー票に、食べたい物の数を正の字で書いて渡すだけでOKです。
今回頼んだのは、ヘチマの小龍包。
ヘチマは「絲瓜(スィーグア)」と言います。
トロンとした食感がほんとに美味しくて、必ず注文する一品です♪
お腹がいっぱいになったところで、次に向かうのは目と鼻の先にある中正紀念堂。
(移動時間:徒歩2分)
12:00~13:00 国立中正紀念堂
ここまで来ておいて、スルーできるはずのない存在感。
度肝を抜かれる広さです。
正門からメインの「蒋介石座像」まで徒歩8分くらいでしょうか。
若者であれば5分くらいで着くと思うのですが、アラサーにはかなりキツイ距離でいい運動になります…笑
中正紀念堂の見所は、9時~17時の1時間毎に行われる「衛兵交代式」。
「衛兵交代式」を見るために、かなり前から待っている人達が多数います。
最前列で見たい場合は、早めに行って場所取りするのがオススメ。
中正紀念堂は、1時間~1時間半くらいあれば十分満喫できると思います。
続いてはちょうどおやつタイムなので、台湾といえばの定番スイーツを食べにいきます♡
(移動時間:MRTと徒歩で約30分)
13:30~14:30 おやつに「冰讃」のマンゴーかき氷
台湾といえば、マンゴーですよね♪
日本でも台湾かき氷が有名になりましたが、「冰讃」のかき氷は台湾でしか味わうことができません。
おすすめは普通のかき氷ではなく「雪花冰」の方です。
ふわっふわで、かき氷じゃないみたいです。
この食感を味わうと、もう普通のかき氷は食べる気がしません♪
今回はマンゴー以外にも、フルーツミックスもオーダーしてみました。↓
店員さんは、カタコトの日本語が話せるので、メニューを指差して「これ」と言えば通じますのでご安心ください。
因みにこちらのお店「冰讃」は、4月中旬~10月までのマンゴーのシーズンのみ営業です。(毎年営業期間が異なるので注意!)
デザートを満喫したあとは、初めての台湾旅行で行っておきたい観光スポット「國立故宮博物院」へ。
(移動時間:MRTと徒歩で約1時間)
15:30~17:00 國立故宮博物院
平日でも団体の観光客で長蛇の列ができる人気の観光地「國立故宮博物院」。
場所は、MRT士林駅からバスで25分くらいのところにあります。
こちらには、古代中国の美術品が展示されており、台湾の歴史を知る上では欠かせない観光スポットです。
もしも待ち時間がもったいない!という場合は、予約サイトで事前にチケットを予約しておくのがオススメ。
QRコードを提示するだけでカウンターに並ぶ必要もなく、スムーズに入場できます♪
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台湾の歴史を鑑賞して満足したところで、あっという間に夜ご飯の時間です。
台湾の夜と言えば、やっぱり夜市!
ということで、ここから一番近くて一番有名な士林夜市へゴー!
(移動時間:MRTと徒歩で約30分)
17:30~ 士林夜市
台湾と言えば夜市♪
台北にある夜市の中でも、最大規模を誇るのが「士林夜市」です。
個人的には、2日目に予定している「饒河街観光夜市」の方がコンパクトで好みなのですが…
台湾が初めてなら「士林夜市」はぜひ行っておきたいです。
ただ、ほんとに広いので、くれぐれもはぐれないようにお気をつけ下さい。
そして、台湾に来たなら挑戦したいのが「臭豆腐」。
正直、めっちゃ臭いです!!けど、この味が癖になるんですよ。笑
納豆的な存在ですかね。
とにかく広くて何でもあるので、好きなものを食べまくって夜市を満喫です♪
1日目はここで終了~。ホテルに戻って明日に備えます。
2日目
ホテルで朝食を食べて、台湾観光では外せない「九份」へ向かいます。
9:30~15:00 九份
「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所ではないかと言われている「九份」。
独特な町並みに心奪われます。
日本から友達が来るたびに案内しているので、もう数え切れないほど来ていますが、何度訪れても楽しめる場所です。
MRT「忠孝復興駅」近くから直通バス(1062番)が出ており、所要時間は約1時間15分。
因みに、バス停付近にはタクシーの客引きがたくさんいて、「バスだと高速使わないから2時間かかるよ~」と言われますが、無視してバス停へ向いましょう。
(確実にボッタくられますのでご注意ください)
九份に到着したらまず食べたいのが「肉圓」。
見た目がなんともユニークですが、「千と千尋の神隠し」に出てくる料理に似ていることからジブリ飯とも言われいます。
このプルプルとした食感がなんとも斬新で初めて食べた時衝撃でした。
好みが分かれるところではありますが、興味のある方はぜひチャレンジしてみて下さい!
一通りブラブラしたら、デザートには「阿柑姨芋圓」がオススメです。
お店が並んでいるアーケードを抜けると左手に上に上がる階段があり、いつも行列ができているのですぐに分かると思います。
とりあえず、上に上る階段に行列ができてたらそこに並べばOKです。
注文の際は、日本人だとわかると「あつい、冷たい?」と聞いてくれるので、好きな方を伝えましょう。
台湾デザートとして有名な「芋圓」は、サツマイモやタロイモを小麦粉と一緒に練りこんで作っている、もちもちのお団子のようなものです。
見た目は普通のデザートですが、もちもちの食感が結構クセになります。
食べ終わって一息ついたら、台北へ向けて帰りましょう。
帰りもバスで1時間15分程で、「忠孝復興駅」で下車します。
▼現地ツアーを上手く利用▼
九份は台北市内から少し距離があるので、自力で行くのが不安な方もいらっしゃると思います。
そこでおすすめなのが、現地のツアーを利用する方法です。
土日などは九份行きのバスはかなり混むので、スムーズに観光したい方にはオススメです。
九份を堪能したあとは、台北のパワースポットとして有名な「龍山寺」へ。
(移動時間:九份~龍山寺まで約1時間30分)
16:30~17:30 龍山寺
台北市内最古のお寺「龍山寺」は、縁結びの神様「月下老人」が特に有名です。
また、観光客に限らず地元の方々が訪れる神聖な場所でもあり、平日でもたくさんの方が参拝に来られています。
ただこの周辺は、夜は治安があまり良くないので、女子だけの場合は遅くても夕方までに来るのがおすすめです。
お参りも済んだところで向かうは、私一押しの夜市「饒河街観光夜市」へ。
(移動時間:MRTと徒歩で約40分)
18:10~ 饒河街観光夜市
士林夜市に比べると規模は小さくなりますが、1本道で迷子になることもなく楽しめるのが、この「饒河街観光夜市」です。
とにかく美味しいものがたくさんあります♪
ありすぎてここでは紹介しきれないので、詳細はこちらの記事「饒河街観光夜市でおすすめのグルメ」を参考にしてみて下さい。
食べまくって満足したところで2日目終了~。
ホテルに帰る前に、ちょうど帰り道にあるパイナップルケーキで有名なお店「佳德糕餅」でお土産を買って帰ります。
佳德糕餅のパイナップルケーキ
いつ行っても長蛇の列で、地元の人達に大人気のお店「佳德糕餅」。
場所は饒河街観光夜市がある「松山駅」からひと駅の「南京三民駅」から徒歩5分ほどです。
お店で作って販売しているので、新鮮で美味しいんですよね〜。
因みに私の夫(台湾人)の家族は、贈り物や普段のお菓子にもよく佳德糕餅のパイナップルケーキを買っています。
肝心のお味はというと、これぞ王道のパイナップルケーキの味!という感じです。(伝わりますでしょうか。笑)
お店の中に入るまでに最低でも20分は待つので、少し時間に余裕を持って行くのが◎。
3日目
チェックアウトを済ませます。荷物は邪魔になるので、フロントで預かってもらうのが◎。
最終日も時間いっぱいまで台湾を満喫します♪
10:00~14:30 永康街
向かったのは、可愛い雑貨があり、お土産も買えて美食グルメを堪能できる「永康街」。(最寄駅:MRT東門駅)
最近SNSで人気のお店「上信饌玉」もここ永康街にあります。
パイナップルケーキのほか、マカダミアナッツを使ったお菓子が人気です。
例えば、日本人受けしそうな「夏威夷豆塔 (マカダミアナッツタルト)」↓や、
デーツ好きにはたまらない「夏威夷潛艇 (マカダミアデーツ)」↓など。
お土産にぜひ♪
もしお腹が空いたなら、「老張牛肉麵店」の牛肉麺がオススメです。
詳しくはこちらの記事「地元民が愛するオススメB級グルメ」を参考にしてみて下さい。
もし時間が余るなら「華山1914文創園区」へ
「永康街」だけでは時間が少し余ってしまう…という場合は、「華山1914文創園区」がオススメです。
永康街の最寄駅「東門駅」よりひと駅の「忠孝新生駅」近くにあります。
もともとは日本統治時代の酒工場跡地だったのですが、今は様々なイベントが開催されており、アート好きにはたまらない穴場観光スポットになっています。
ゆっくり見て所要時間2時間くらいです。
詳しくはこちらの記事「華山1914文創園区はアート好き必見の観光スポット」を参考にしてみてください。
ホテルに戻って空港へ
ホテルに戻って、預かってもらっていた荷物を受け取り空港へ。
余裕を持って、2時間半前には空港に到着するのが◎。
旅の準備:あると便利なネット環境
海外旅行中、必要となるのがネット環境です。
など、ネットがあればすぐに解決できます。
一人で使うならSIMやeSIM、シェアして使う場合やパソコン・タブレットなど複数台同時に接続する場合はWi-Fiルーターがお得です。
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まとめ
台湾は一度来ると虜になってしまう、そんな国です。
何よりも、安くて美味しい食べ物がたくさんあります。そしてみんな優しい~。
地図広げて困っていると、話しかけてくれます。
今回のコースは、2泊3日で主要な観光地と、台湾の美味しいものは一通り網羅したプランです。
台湾旅行のプランをどう立てるか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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