台湾結婚式(披露宴)当日の流れ

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台湾結婚関連

こんにちは、管理人のかどやんです。

 

今回は、結婚式当日の流れについてです。

 

前回結婚式までの段取りの記事を書きましたが、当日の流れを知っていると、よりイメージが湧くのではないかと思います。

 

前回の記事台湾・結婚式(披露宴)までのベストな期間と流れ段取り

 

予想はしていたけれど、バタバタの当日でした。

 

それではどうぞ〜♫

 

その前に。私達の結婚式のスタイルについて

私達の結婚式は、従来の台湾の結婚式と比べてかなり簡略化しました。

 

日本でいうところの披露宴のみです。

 

伝統を重んじるご家庭に嫁ぐ場合は、結婚式の前に婚約式と呼ばれるものがあったりと、さらに準備が大変になると思います。

 

余談ですが、旦那さんの妹は、まさにこのしきたりを重んじるお家に嫁いだので、準備がとても大変そうでした。

 

お互いが洋服・靴・鞄など相手に送る品を準備し、加えて新郎側は金のアクセサリー類を準備して・・・。

 

しかし、せっかく準備した贈り物の一部を、縁起が悪いという理由で旦那さんのお婆さまに却下された妹は、悔しさのあまり号泣。泣きじゃくる義理の妹をなだめる私達。

 

当日も、お茶をお互いの家族に新婦が順番に配り、新郎が金のネックレスを新婦につけてあげて、最後に指輪の交換。

 

そこから、新婦側の招待客を呼んで行われる婚約式というのを行い、日を改めて、旦那さんの実家がある台南市で男性側の招待客を呼んで結婚式を行なっていました。

 

台湾の結婚式って、こんなに大変なんだ・・・と実はかなりビビっていたのです。

 

けれども義理の両親は、私が外国人であること、また、娘の結婚式の準備が大変だったこともあり、あそこまではしなくてもいいと思っていたらしく。

 

むしろ簡潔に終わらせたいと本音を言われ(笑)、婚約式と結婚式をまとめて一回のみ行うことになったのでした。

 

ですので、いろんなパターンがある中の一例として、参考にして頂ければ幸いです。

 

式前の準備

結婚式は、夜の19時スタートでした。そのため、準備はお昼から始まりました。

 

13時 メイクスタート

私は、ホテル挙式ではなくレストラン挙式だったため、ホテルに泊まることもなく家で準備をしました。

 

メイクさんが二人がかりで、私を立体的なお顔へと仕上げていって下さいました。笑

 

だいたい16時頃、メイク完了。

 

16時 司会者と通訳のゴダさん打ち合わせ

通訳のゴダさんには、式が始まる3時間前に会場に入っていただき、司会の方と打ち合わせをして頂きました。

 

本番は、シナリオにはない通訳もたくさんあり、司会の方からの無茶振りで中国語をたくさん話していたゴダさん。そして、私が席にいない間は私の家族と旦那さんの家族の通訳もしていただき、本当に感謝!

 

16時15分 披露宴会場へと移動

新郎新婦、会場へと移動です。

 

着替えは着いてからということだったので、衣装を一緒に持っていかなくてはいけなかったのに、忘れてしまったおバカな私。

 

メイクさんに「衣装ないのーー?!」と本気で怒られた。さらには、この日はあちこちで結婚式が行われていたようで、渋滞のためなかなか衣装が届かず。

 

かなりヒヤヒヤしました。(^^;)

 

ドレスは忘れずに持っていきましょう。(←当たり前)

 

16時45分 受付・ウェルカムスペース準備

これは、私の妹と旦那さんの妹にお願いをしました。予め置いて欲しいものと雰囲気を伝えておき、セットしてもらいました。

 

ここは完全にお任せ。私がこの受付を見れたのは、お見送りの時。

 

でも、私がイメージしていたのと違っていたんですよね・・・。妹がアレンジしたようにも思えない。

 

なんか、おかしいぞ。(´-`)??

 

そして妹に事情を聞き納得。台湾ならではだな・・・と感じたこのエピソード。後日また注意点として(!?)書きます。

 

16時45分 衣装チェンジ・仕上げ

やっと衣装が到着!

 

ヌーブラを手にスタンバっているメイクさんの前に、パンツ一丁になります。(この恥ずかしい瞬間も、今日でおしまい!!笑)

 

ドレスに着替えて、アクセサリー・ベールをつけて本番を待ちます。

 

17時半 リハーサル

入場のリハーサル。リハーサルは、受付開始して間もなく始まったので、すでにお友達が何人か到着していて、見守られながらリハーサル終了しました。

 

日本だと、リハーサルは受付開始前じゃないのかな・・・とふと思ってみたり。ここは台湾、良しとしよう。

 

17時半 受付開始

リハーサルが開始したのと同時に、受付開始。

 

式スタート

(式スタート前に、司会の方とスタッフの方と)

 

ここからは、時間の把握ができていなので、順番だけでお届けしていきます。

 

新郎入場

新郎が先に入場し、真ん中あたりで待っていてくれます。

 

新婦・新婦父入場

続いて、私と父の入場。準備の時はバタバタで、緊張する暇もなかったのですが、この待っている瞬間に一気に緊張。

 

ドキドキ。

 

新郎のところまで一緒に歩いていき、私の手を新郎に渡してもらいました。そこからは、新郎と二人で、ステージまで歩いていきます。

 

こんな感じでした台湾での結婚式(披露宴)が無事に終わりました!

 

誓いの言葉

まずは新郎から新婦への誓いのことば。

 

日本語で言わないの〜??とプレッシャーをかけ続けましたが、結局中国語で。

 

次は新婦から新郎への誓いのことば。

 

列席者がほぼ台湾人なので、私は中国語で。

 

私が中国語で話したため、親戚やお友達から「なんで日本語で言わなかったの!?」と言われまくっていた旦那さん。ちょっと可哀想でした。なんかごめんね。苦笑

 

乾杯

誓いのことばが終わったところで、両家揃ってステージに立って、みんなで乾杯をしました。

 

本当は、新郎父からの言葉をお願いしたかったのですが、なぜか全力で拒否をされ、乾杯のみに。(←なぜ??笑)

 

歓談タイム

乾杯が終わったら、歓談タイム。こちらのお店のお食事はとても美味しく、かなり好評でした。

 

お色直しへ

2品頂いたところで、新郎新婦はお色直しへ。

 

もっと、食べたかった。(←心の声)

 

プロフィールMV上映

お色直しの入場前に、プロフィールMVが上映されました。みんな楽しんでくれているかなとドキドキしながら、扉の向こうで待ちます。

 

お色直し入場・お菓子配る

台湾では、お色直しで入場する際、お菓子を子供達に配ります。ステージまで歩く途中で、子供達が駆け寄ってきてくれるので、渡していくというもの。

 

ただ、これは理想のお話。

 

現実は、扉の向こうで、子供ではなくて大人が!!何が何でもお菓子をゲットしようとスタンバッテいます。

 

そのため、大人の後ろにいる子供達にもお菓子を配るため、新郎新婦はポケットや手にお菓子を忍ばせておいて、こっそりと渡すというシュールなドラマが繰り広げられているのです。

 

この状況をたくさんの結婚式で何度も見てきて、大人気なくないかい??と正直思っていたのですが、どうやら「誰も取りに行かないと可哀想だから!!」というサービス精神のよう。

 

なるほど。確かに、誰も来てくれないとせっかく準備したのに、悲しいですよね。

 

ケーキ入刀

私が結婚式で絶対にやりたかった演出のケーキ入刀の時間がやって参りました!!

 

台湾ではケーキ入刀は一般的ではないので、無理かなと半ば諦めていたのですが、念願のファーストバイトもできたので良かったです。台湾人の列席者の方達は初めて見るため、興味津々の様子でした。

 

ただ、一般的ではないことを試みるって大変だなと実感したのがこのケーキ入刀でもありました。

 

それは、ファーストバイトにどんな意味があるのか説明しようとした時のこと。

 

ファーストバイトには、新郎から新婦へは「一生食べるものに困らせない」、新婦から新郎へは「一生美味しい料理を作ります」という意味があるそうです。

 

このニュアンスが、どうしても上手く旦那さんに伝わらなかったのです。

 

「一生食べるものに困らせない・・・って何?」

 

「どうして、そんな意味を込めてケーキの食べさせ合いっこするの??」

 

日本人なら、歴史的な背景とか色々考えて、そうなんだ〜となんとなくにでも納得できると思うのですが、どうにもこうにも埒が明かず。

 

ゴダさんにヘルプをお願いしました。ゴダさんが中国語で書いた説明文を読んだ旦那さん「なるほどね〜!!」と納得。(あっ、単純に私の説明が下手すぎただけだった。笑)

 

後もう一つ残念だったのが、ケーキは食べたい人がセルフで取りに行くスタイルになっていた事。てっきり一人一人に配ってくれているものだと思っていたので、ショックでした。

 

お店側からしても、滅多にない経験ですし、ちゃんと伝えないとわからないですよね。反省・・・。

 

簡単なゲーム

ゲームと呼べるほどのものではないのですが・・・。

 

スクラッチカードを一人一枚用意しておいて、当たった人に景品を渡すというものでした。

 

ケーキ入刀の演出を入れたため、ビンゴのような大掛かりなゲームは入れることができず、簡単なものになりました。

 

わずかではありましたが、お友達とお話して一緒に写真を撮る時間ができたので、良かったです。

 

両家で各テーブルへ挨拶まわり

最後に、両家で各テーブルに挨拶に行きます。これが最後のお仕事。フィナーレの時間が近づいてきます。

 

お色直し

新郎新婦は挨拶まわりが終わった後退場をし、新婦は最後の衣装へとチェンジ。

 

お見送り

衣装をチェンジしたら、受付の前で待機です。みんなが出てくるのを、お菓子のカゴを手に持って待ちます。

 

お見送りが終わったら、終了です。だいたい21時半に終わったので、約2時間半の式でした。

 

まとめ

当日の流れはこんな感じでした。

 

なんとか無事に終わりましたが、舞台裏はやっぱりバタバタと大変でした。

 

旦那さんは近くにおらず、自分の中国語能力を試された瞬間でもあったかなと。

 

スタッフの方が「これ、どうなってますか?」とひっきりなしに控え室にくるので対応しなくてはならず、メイクさんが集中できないとドアロック。笑

 

当然ですが、普段使わない単語は瞬時に出てこないですし、まだまだだなと反省。

 

色々と反省すべきところがあったので、次回は、結婚式で気をつけるポイントについて書いていこうと思います。

 

それではまた〜♫

 

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