こんにちは、管理人のかどやんです。
桃園国際空港と台北市内を結ぶMRT(地下鉄)空港線がついに開通しました~♪
今までは台北市内へ行く方法といえば、バスかタクシーくらいしかなく、けっこう不便だったんですよね。
バスは何度か乗りましたが、運転が荒くて市内へ着く頃にはいつもぐったりでした・・・。
なので、MRT空港線の開通は本当に嬉しいお知らせです!
ただひとつ残念なのは、空港線の台北駅は、他のMRTの台北駅とは場所が離れているために、乗り継ぎに約10分ほど歩く必要があります。
疲れているのに、異国の地で重い荷物持って10分も歩いて、混みまくっている台北駅で更に人ごみをかき分けて電車に乗るのはイヤですよね~。やっぱりバスの方が便利なのだろうか。
そこで、考えました。
そうしたら、台北駅を経由しなくてもMRTの乗り換えができる便利な方法を発見!
今回は、オーソドックスな台北駅まで出る方法と、台北駅経由でのMRT乗り換えが必要ない2パターンを解説致します♪
ホテルの場所によって、どちらの方法が良いか決まってくるので、皆さまのケースに当てはめて考えてみてくださいね!
台湾旅行に行かれる方の参考になれば嬉しく思います。
ではどうぞ~♪
MRT空港線の基本情報
行き方のご説明の前に、基本情報をお伝え致しますね。
料金
(画像をクリックすると拡大します)
料金は、台北駅から桃園国際空港までは160元(1円=3.6元として約570円)です。
バスが125元とかなので、MRTの方が少し高いですね。(バスは路線によって値段が異なります)
因みに、2017年3/2~4/1までは、開通セールで上記通常料金の半額で乗車できます。
悠遊カード(EASYCARD)も使用可。(日本でいうpitapaやsuicaのこと)
車両は快速と普通車の2つ
車両は、快速(直達車)と各駅停車の普通車があります。
停車駅は下記の通り。紫の線が快速の停車駅、青色が普通車の停車駅です。
(画像をクリックすると拡大します)
■快速(直達車)
車体・・・紫色
所要時間・・・桃園空港⇒台北駅 約35分
シート・・・クロスシート
クロスシートとは、シートが4列になってるタイプのことです。
■普通車
車体・・・青色(サイドの上のラインは紫色だが、正面とサイドの真ん中のラインは青色)
所要時間・・・桃園空港⇒台北駅 約46分
シート・・・ロングシート
ロングシートとは、窓側に沿ってシートがあり、真ん中の空間が広いタイプ。
■快速・普通車共通 荷物置き場
快速、普通車ともに、下記のような荷物を置くスペースがありました。
運行時間
運行時間は朝の6時から夜23時までです。
快速と普通車がそれぞれ15分間隔で運行。
それぞれが15分おきに来るので、空港の駅で待っていると、快速→普通車→快速→普通車と7分半おきに交互に電車がきます。
一見、どちらか見分けがつきにくいのですが、車体真ん中のラインが青なら普通車、紫なら快速です。
ターミナル1駅の最終電車の時刻。快速は22:44、普通車23:37が台北駅行きの最終。
注意)ターミナル2→ターミナル1の順番に停車するため、ターミナル2はこれより2分早い時間が最終電車の時刻となります。
この時刻表は2017年3月現在の情報となりますことをご了承ください。
詳細はホームページよりどうぞ⇒MRT空港線
桃園空港ターミナル1到着ゲートから駅までの行き方
現在、LCCのピーチとジェットスターはターミナル1へ到着します。
今回は、ターミナル1に到着した場合のMRTの駅までの行き方をご紹介いたします。
因みに、これが位置マップです。
まず、出口を出たら左手に進みます。
この方向に真っ直ぐ突き当りまで進みます。
突き当りまできたら、看板にある通りに左に曲がります。
左手にチェックインカウンターが見えてきます。そのまま道なりに真っ直ぐ進みます。
MRTへ行くエスカレーターのところまで来ました。左手にあるエスカレーターを降ります。
一番下まで降ります。
駅まで少し歩きます。
右手に券売機が見えてきました!到着です。
右側の青い機械は、悠遊カード(EASYCARD)をチャージする機械です。券を買う場合は、左側にある紫色の機械の列へ並びましょう。
まず、画面をタッチします。
降りる駅をタッチします。
台北駅まで購入しました。半額キャンペーン期間中だったため80元。通常は160元です。
トークンと呼ばれるプラスチックの券をゲットです。失くさないように気を付けてくださいね!
改札入口のカードをかざす絵が描かれているところに、このトークンをかざして改札を通ります。
これは出口です。トークンを投入と書かれているところに入れて出ます。
初めて台湾へ来たとき、トークンってなんて画期的なんだろうと感動しました。こういうところは、日本も見習うべきだよなと感じます。
では、最後に、台北市内への行き方です。
台北市内への2通りのアクセス方法
一番オーソドックスなのは、台北駅まで出る方法。ただ、空港線と他の地下鉄(MRT)の台北駅は、少し離れています。
写真を見てわかるとおり、別の建物のため、乗り換えをする場合は歩く必要があります。
何度か歩きましたが、重たい荷物を持っているとけっこうしんどいです。
そこで、もうひとつの方法です。
もしも、台北駅から少し離れた駅(3、4駅)の近くにホテルを取っている場合、台北駅のひとつ手前の駅「三重駅」で他の線へ乗換える方が便利な可能性があります。
三重駅は階層式となっているため、フロアの移動だけで済むので、台北駅での乗換えよりはかなり楽です。
詳しく順番に説明していきますね。
因みにMRTのマップはこちら
①桃園空港⇒台北駅まで行く
<メリット>
快速・普通車のどちらも利用可
<デメリット>
台北駅で乗換えが必要な場合、約10分ほど歩く必要がある
<所要時間>
快速 35分
普通車 46分
<この方法があっている人>
・台北駅周辺か、台北駅から1駅(2駅)以内の場所にホテルをとっている
・MRT(地下鉄)以外の線(新幹線など)に乗換える必要がある
真ん中の黄緑で囲ったところが「台北駅」で、赤で囲った場所が「三重駅」です。(空港線は左端にある紫のライン)
例えば、台北駅から向かって左側の青の線沿いにホテルをとっている場合は、台北駅での乗換えの方が向いているケースだといえます。
台北駅で淡水線(赤ライン)、板南線(青ライン)に乗換え
空港線の台北駅に着いたら、出口1(台北駅)の方へ歩きます。
開通したばかりとあって、かなり綺麗です。エスカレーターを上がっていきます。
上から見た写真。
とにかくひたすら真っ直ぐ歩きます。
ちょうど、空港線とその他の線との建物の境目あたり。まだ真っ直ぐ歩きます。
MRTの赤のライン(淡水線)と、青のライン(板南線)の看板が見えてきました。
初めて来たときは、標識を確認しながら進んだので、約10分ほどかかりました。
台北に何度も来ていて旅慣れている方であれば、約5、6分でここまで到着できるのではないかという距離です。
②桃園空港⇒三重駅まで行く
<メリット>
MRT(地下鉄)の黄色ライン・中和新蘆線へ乗換えができ、フロアの移動だけで済むので楽に乗換えができる
<デメリット>
普通車しか停車しないため、快速の利用はできない
<所要時間>
普通車で約40分
<この方法があっている人>
・MRT(地下鉄)の黄色ライン・中和新蘆線沿いのホテルをとっている
・台北駅経由よりも、三重駅乗換えの方が乗換え回数が少なくて済む場所にホテルをとっている
例)行天宮などは、黄色ライン沿いのため、三重駅での乗換え1回で済みます。ただ、もしも台北駅を経由して乗換えをした場合、余分に乗換えが必要となります。
三重駅で中和新蘆線(黄色ライン)に乗換え
三重駅で電車を降りると、そこはフロアの2階です。そして、地下鉄に乗換えるためには、地下まで降りる必要があります。
一旦改札を出る必要があるので、ご注意ください。
改札を出たら、右手に進みエスカレーターを降ります。(左手奥にエレベーターも有り)
1Fへ降りてきたところです。
ここは「出口1」です。MRT中和新蘆線(黄色のライン)への乗換えは、もうひとつ下の階まで降りる必要があります。
空港で券(トークン)を買った時と同じ要領で、行先までの券を買います。
あとは、改札をくぐり目的地まで行くのみです。
どちらが便利かは、ご自身のケースに当てはめて、考えてみてくださいね♪
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まとめ
私は、見知らぬ土地でバスやタクシーに乗るのが怖いので、MRT(地下鉄)の開通はとても嬉しいお知らせでした!
開通当初はかなり賑わっていたようですが、このあいだの土曜日に利用した際は思ったほど混雑しておらず、ちょっとびっくり。(^_^;)
たまたま飛行機の到着が少ない時に行ったとかなのか・・・。でも、混雑しているよりは空いてる方がいいですよね。
また、私は行きと帰りで快速と普通車の両方に乗ったのですが、大きな荷物だと快速の4列シートよりは、窓側にシートがあるロングシートの方が乗りやすいなと感じました。
まぁ、これは個人の好みでしょうか。
あとは、やっぱり乗換えは三重駅でする方が断然楽だと感じたので、ホテルの予約がまだの場合は、黄色のライン(中和新蘆線)沿いのホテルを探すといいのではないかと思いました。
これから台湾旅行へ行かれる方の参考になれば幸いです。
ではまた~♪