こんにちは、管理人のかどやんです。
今回は、料理のレシピを使った中国語の勉強方法についてです。
外国語を勉強していて難しいと感じるのが、何かについて自分の言葉で説明をすることです。
単語や定型文を覚えればある程度話せるようになりますが、何かについて説明しようとすると途端に変な中国語になってしまったりします・・・。
教科書を読んで、ドラマを見ているだけでは克服できない部分なんだなと実感。
どうにか少しでも改善する方法はないだろうか。
そんな風に悩んでいた時に義理母が貸してくれたのが“料理の本”でした。
義理母としては、台湾料理の勉強をして欲しかったのだと思います。
でも、この料理の本を読み始めてから上手くなったのが、料理ではなく作り方の説明をすることでした。笑
楽しく勉強できて、中国語で説明をする練習にもなるので、かなりおすすめです。
ということで今回は、レシピを使った中国語の学習方法をご紹介いたします。
外国語の習得で難しいのは「説明」
初級〜中級までは、単語とフレーズを覚えていくことである程度話せるようになります。
でも、単語とフレーズを覚えるだけではどうしても乗り越えられないのが「説明の壁」です。
初級・中級レベルから更にステップアップするためには、この説明の壁を超えなくてはなりません。
これが本当に難しいです・・・。言葉に詰まるので、毎回ネイティブのヘルプが入ります。苦笑
説明の難しいところは、いろんな言い方ができるということ。日本語でもそうですが、人によって説明の仕方って違いますよね。
いろんな言い方ができるからこそ、迷うし混乱してしまいます・・・。
説明をするために重要となるのが単語・文法と中国語の語感であり、私が特に重要だと思っているのが、中国語の語感です。
私達外国人には、この中国語の語感が残念ながらありません・・・。なので、たくさんの文に触れて中国語の語感を鍛える必要があります。
そして、説明する力をつけるには、説明文を読むことです。
興味のあること・飽きないテーマであればなんでもいいと思いますが、私のオススメはレシピを読むことです。
おすすめサイトと、どの辺に気をつけながら読むのかコツをご紹介いたします。
オススメのサイトは「iCook 愛料理」
台湾旅行のついでに料理の本を買うのもいいと思います。
ただ、次の台湾旅行まで待てない〜!!という方におすすめなのが、日本のクックパッド的な存在の「iCook 愛料理」というサイト。
このサイトはレシピの数も多いですし説明も端的なので、中国語の勉強をするにはぴったりです。
<このサイトのおすすめポイント>
・短い説明文なので、読んでいて疲れない
・写真付きなのでイメージしやすい
・同じ単語が繰り返し出てくる
使い方
下記のように写真がたくさん載っているので、気になる料理を開いて読むというのでokです。
あとは、以下のポイントに注意して勉強していきます。
<ポイント>
・どんな文の構造になっているのか
・同じ料理の違うレシピをみて、いろんな説明の仕方を知る
・知らない単語は、意味と発音を覚える
時間がないのであれば見るだけでokですが、やはり話すとなると発音が大切になってくるので、時間のある時に発音も覚えるようにしましょう。
また、同じ料理でも作り方が違っていたり説明の仕方は人それぞれなので、いろんなレシピをみて比べてみると面白いです。
画面の下の方にいくとカテゴリーがあります。全てを見たい場合は、「全部分類」をクリックします。
すると、レシピのカテゴリー一覧が表示されます。
私が最近ハマっているのが、日本料理を台湾人はどんな風に作るのか違いを比べてみることです。
例えば、肉じゃがは中国語では「馬鈴薯燉肉」と言います。「馬鈴薯燉肉」で検索して、適当にレシピを選びます。
お肉は豚肉(肩肉)を使うのが台湾流のようです。
続いて作り方です。
電鍋を使って、先に蒸して火を通すとあります。台湾人ならではですよね!実に面白い。
料理で使う単語の知識がないと最初は大変かもしれませんが、繰り返し何度も出てくるので、いろんなレシピを見てゆっくりと覚えてみてくださいね。
まとめ
料理はあまり上手ではないのですが、レシピを眺めるのは楽しいです。
ちなみに、レシピのことを中国語では「食譜(ㄕˊ ㄆㄨˇ/shí pǔ)」と言います。
同じ料理を作っているのに、人によって作り方が違うし言い回しも異なるので、飽きないです。
何より一文一文が短いので、疲れない!!!
疲れない・飽きないって、外国語の勉強ではとっても大事なことだと思います。
寝る前にちょこっと読んだりできるので、ぜひぜひ中国語の勉強に取り入れてみてくださいね。
ではまた〜。