人の役に立つ生き方。着付けの先生から学んだ楽しい人生にする方法

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アラサー女子の日記・考え

こんにちは、管理人のかどやんです。

 

今月の初め、台湾へ嫁ぐ前に、日本でウェデングフォトを撮ってきました!

 

私は、結婚式は台湾だけでの予定で日本では挙げないので、記念に写真だけでもと思い、彼にわざわざ日本へと足を運んでもらって撮影をしました。

 

その時にお世話になった着付けの先生が、ほんとにステキで、こんな風に人生生きられたら絶対楽しいだろうな~と心から思うような方でした。

 

すでに70歳は超えられているのに、とにかく元気で、先生のまわりにはいつもたくさんの人達。

 

私の地元の着付け業界で、先生の事を知らない人はいないくらい有名ですが、おごることなくお茶目でいつも謙虚です。

 

そんな素晴らしい先生がおっしゃった言葉がとても印象的で、この考え方を軸にしているから、みんなに愛されているんだなと納得。

 

以前に書いた「つまらない人生だと感じていた社会人時代の原因はこれだった」という記事の中の、つまらない人生から脱却するのに必要な要素が先生にはすべて詰まっていました。

 

先生には、「人生つまらない」とか考える暇さえないんだろうな~と痛感。

 

私もおばあちゃんになった時にこんな風になっていたいなと、そう思わせて下さった先生。

 

人生楽しんで生きている人はこういう思考回路で生きているんだなと、とても勉強になったので、今回は短い期間の中で先生から学んだ生き方をシェアしたいと思います。

 

それではどうぞ~♪

 

 

 魅力のある人には人が集まる

今回、私が着付けとメイクをお願いした先生は、実はすでに現役を引退されていたのですが、ご近所で知り合いであったこともあり、写真だけならと快く引き受けて下さったのです。

 

私は、髪型は今流行りの洋髪ではなく、ちゃんとした和装の髪型で、尚且できることなら自分の髪で結いたい・・・という無茶な希望があり、けれども、どこか妥協しなくてはいけないだろう・・・

 

と諦めていたのですが、ダメもとで先生に相談してみると、「せっかくだから挑戦してみましょう!」と、またもやOKしてくださりました。

 

(私は前髪も伸ばしており、髪の長さがギリギリ足りるとのことでした。)

 

そして、着物を選びに行くことになり、先生がもともと専属で契約していた呉服屋さんへと足を運んだの時のこと。

 

先生は素敵なお着物姿で、外出の際にはいつも着物で出かけているとのことでした。

 

お店へ着くと、社長が出迎えてくださり、先生に会えて本当に嬉しそうでした。

 

接客をして下さったのは、お店の店長さんだったのですが、また先生とこうやって着物選びができて本当に嬉しいです!と、終始嬉しそう。

 

更には、今日先生が来ることを聞きつけた専務が、あいさつに来られて、昔話に花を咲かせていました。

 

ずっと、あの時は先生がいたからほんとに助かったんですよ!と、先生に感謝の言葉を述べています。

 

先生と一緒にいるうちに、ふとあることに気が付きました。

 

”先生のいるところに人が集まってくる”

 

打ち合わせで先生のご自宅兼仕事場へお邪魔することもあったのですが、ひっきりなしに、「これ先生にと思って」と知り合いが訪ねてくる。

 

先生のまわりには、先生のことが大好きな人達がたくさんいて、みんなが先生、先生と会いに来る。

 

皆さん、口をそろえて言うのが、「本当に先生にはお世話になって感謝しているんです。」という、感謝のことば。

 

私が今回、ウェディングフォトの着付けを先生にして頂くことになったというと、

 

「先生なら間違いないから良かったわね~。先生に着付けして頂けることは本当に幸せな事なのよ~」と、皆さんがおっしゃいます。

 

本当に人から愛されているんだな~と、そんな先生に着付けをして頂ける自分はこの上なく幸せ者だなと感じました。

 

何より、先生のすごいところは、腕があるのでチヤホヤされているはずなのに、まったくおごり高ぶる様子がないところ。

 

常に人への感謝の気持ちを忘れず謙虚です。

 

魅力のある人には人が集まる

 

先生の生き方は、まるでこの言葉を体現しているようでした。

 

人の役に立ちなさい

(一緒に写真撮ってくださいと先生にお願いした時の写真。口紅だけちょっと塗らせてね!ちょっと待ってね!とカワイイ先生。)

 

着物を選んでいた呉服屋さんで、先生が昨年にかかとを粉砕骨折したことを知りました。

 

さすがの先生も、あの時はもうダメだと思ったそうです。

 

病院の先生にも、昔のように歩けるようにはならないと言われ、少し落ち込んだそう。

 

けれども、真面目にリハビリに取り組み、今では昔と変わらいくらい普通に歩けるように。

 

更には、先生は日本舞踊の先生でもあり、一時は引退も考えたそうですが、今は無事に復帰されて、海外へ踊りに行ったりもしているそうです。パワフル!

 

そして、先生の回復を喜んでいた呉服屋の店長と専務が、「先生は日頃の行いが良いから、神様も味方をしてくれたんですね」と言うと、

 

静かに先生が言います。

 

「人の役に立ちなさい。そうすれば、必ず良い事があるのよ」と。

 

人のためにと良い行いをしてたら、神様が見捨てずにいて下さったのね~!いくつまで生きられるかしら~。と茶目っ気も忘れない先生。

 

店長さん、先生が元気そうで嬉しくて、そして先生の言葉に感動して涙を流されてました。

 

この言葉、ずぅーと継続して人の役に立ってきた先生に言われると、とても説得力があります。

 

”人の役に立つ”のに、何も無理をする必要はなくて、ちょっとでいいのよと続けます。

 

人にはできなくても、自分にはできる得意な事ってあるのよ。私だったら、着付けとか踊りとかね。

 

だから、自分の得意な事を見つけて、人ができなくて困っていたら、自分の得意なことで人の役に立つのよ。

 

そうすれば、自分の経験値も上がるし、喜んでもらえたと自分も幸せになれるから。

 

もっともっと頑張ろう!って思えるでしょう?

 

なんてシンプルなんだろう。でも、このシンプルを貫くのが難しい。

 

それに、”得意なこと”ってなかなか自分で発見できないです。

 

先生に正直に言ってみると、

 

「人が難しそうにしてて、それ、こうすれば良いよ!とか、私がやろうか?」と言う事ってあるじゃない?

 

それが、もしかしたら自分が得意とすることでもあるのよね。

 

私は若いころ、自分の手先が器用だとは思ってなかったんだけれども、美容学校で自分が人よりも早く作業ができることに気付いたのよね。

 

それで、「あっ、これなんだ!」と気付いたの。

 

だから、人が難しくてできないと言われた時に、それ簡単なのにな。と思うことがあったら、それがあなたの得意なことなのよ。

 

得意なことだと、すぐにこうやればいいのよとか、私がやってあげるわよ、となる。

 

得意な事を追及すると、自ずと人の役に立つことができるのよ。だって、その得意なことは、すでにその事で困っている人を助けてあげられているんだから。

 

なるほど。

 

常に自分には何ができるかを考えて行動してきた先生。自分の事を良く知っていらっしゃる。

 

先生の人生を楽しい素晴らしいものにしているのは、先生の考え方と行動力なのだと思い知らされました。

 

楽しく生きる思考回路

写真撮影だけのつもりが、素晴らしい先生と出会えて、一生の思い出となった結婚写真。

 

イキイキと人生を生きている人達って、魅力的でたくさんの素晴らしい人たちに囲まれています。

 

そして、魅力的な人たちには共通する部分があるなと感じました。

 

私が感じた、楽しく人生を生きている人たちの特徴は以下のようなものです。

 

常に考えている

先生もそうなんですが、とにかく、こうすればこうじゃないかな?と常に考えています。

 

先生のご自宅には、先生がアレンジして作ったさまざまな飾りの小物がありました。

 

壊れてしまって使えなくなった髪飾りなどを分解して作ったそうです。

 

本当に、常にあれこれと考えています。

 

時間さえあれば、考えるか動いている。

 

私の髪型をどんな風にするか試し作りをしに行った時も、私の髪がストレートすぎて癖がつきにくいからとカーラーで巻くことになった約20分。

 

そのちょっとの時間も、日本舞踊でどう教えるかの練習をしている先生。私の後ろで踊っています。笑

 

先生の場合、つまらないとか考える暇があったら、何をすべきかを考えるんだろうな~と思いました。

 

新しいことへの挑戦に躊躇がない

私の髪型をどういう風に仕上げるかと打ち合わせをしていた時に、過去に先生が手がけたお写真を拝見したのですが、良く見かけるスタイルから、とても斬新なものまで、本当に多種多様。

 

斬新なヘアスタイルは、お客さまのご希望を聞いて、希望に合うように試行錯誤して完成したものだそうです。

 

お客さまが新しいことへもチャレンジさせてくださるから、私はこの作品を作ることができるのよと感謝の気持ちを忘れない先生。

 

あるご夫婦は、奥様が韓国の方で、どうしても民族衣装であるチマチョゴリを着たいとの要望があったそうです。

 

先生以外の着付けの先生からは断られたそうで、途方に暮れていたところ先生にお話しがきたそう。

 

その話を聞いたとき、先生はとてもワクワクした気持ちになったそうです。

 

目をキラキラしながら、「こんなステキな経験ないじゃない?」それに、誰かが着せてあげないと、彼女は悲しい思いをすると思ったのよ。

 

サラッと言ってのける先生、すごいです。

 

余談ですが、この時左右を間違えて、新婦さんに逆です!と片言の日本語で言われたとか。

 

これも経験よね~と笑い話にする先生。

 

大人になるにつれて、失敗するのがどんどん怖くなってしまって、いつしか失敗しなくていいように、新しいことに挑戦しなくなってしまいます。

 

けれど、失敗をするから新しい発見があり、成長がある。

 

失敗をするからどんどん経験値が上がっていく。

 

魅力の差ってなんだろうと考えていたんですけど、圧倒的な経験の差でもあるのかなと思いました。

 

経験値の高い人って、既にたくさんの失敗をしているので余裕があるし、話を聞いていても面白いです。

 

成長したければ、新しいことへの挑戦をストップしてはいけないと、改めて思わされました。

 

常に謙虚で学ぶ姿勢

経験値が高くても、魅力的な人とそうでない人の差は、やっぱり人間性です。

 

眩しいくらいに魅力的で、人から一目置かれていても、魅力的な人は絶対に偉そうな態度をとったりしません。

 

むしろ、まだまだ学び足りないとばかりに、謙虚に学ぼうとします。

 

先生はすでに日本舞踊の師範であるにも関わらず、自分はまだまだだからね、と未だに習いに行かれています。

 

常に、謙虚に学ぶ姿勢。

 

ずぅーと初心を忘れずに学び続けたから、先生はみんなから頼りにされる先生でいらっしゃるのだと思います。

 

他者を受け入れる器の広さ

先生の年代の方は、外国人の方に対して抵抗があるものだと思っていたのですが、先生は以前、中国から来た留学生に日本舞踊を教えてあげていたそうです。

 

中国の留学生は、先生のことが大好きで、県外へと引っ越してからも、月に一度遊びに来たりしているそうで、とても仲が良いそうです。

 

中国人・・・と聞くと、ニュースで悪い噂を耳にするため、一瞬躊躇してしまうところですが、先生は、そんな事を気にすることもなく「中身」を見ていました。

 

国とか、お家柄とか関係ないのよ。私達は人とかかわっているのよ。

 

それに、外国の方と知り合えて、お互いの国の文化を教えあえるなんてステキでしょ、と。

 

オーストラリアで、英語の話せない得体の知れない私をホームステイさせてくれた私の恩人である、オーストラリアのパパとママもそうですが、他者を受け入れる器が本当にデカい。

 

こういう人に人は魅かれるし、人の記憶にも残るのだと思いました。

 

まとめ

言葉で並べると簡単なんですけど、実行するのって本当に難しいです。

 

でも、先生はずぅーと信念を持ってその信念を信じて生きてきたからこそ、人々から愛されて人の記憶に残る人でいるのだと思います。

 

”人の記憶に残る生き方”

 

その人がどんな人物かはその人のまわりを見ればわかると言いますが、その通りですね。

 

先生のまわりには、笑顔の素敵な気配り上手な人たちばかりでした。

 

人の役に立つことで、楽しい人生を送る。

 

70歳になったときに、私もこんな愛されるおばあちゃんになっていたいな。

 

自分の得意な事を追及して、人の役に立つ人間であろうと誓ったのでした。

 

 

因みに、この結婚写真を妹に見せたら、あんみつ姫みたい・・・と言われました。苦笑

 

そういわれると、確かに。(^_^;)

 

アラサー世代ならわかるはず。笑

 

ではまた~。

 

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