こんにちは、管理人のかどやんです。
台湾へ引越してきて数か月が経過し、最近は、日本から家族や友達が頻繁に遊びにきてくれて、久々の再会を楽しんでおります。
そして、お友達が旅行の準備をしている時に必ず聞かれるのが「3日間の旅行でも保険は必要?」というもの。
また、保険に入るにしても、費用をなんとか安く抑えたい。オススメはどこか?と言う内容もよく質問されます。
因みに、台湾に頻繁に遊びに来てくれる私のお友達は、独身者か結婚しているけれど子供のいない夫婦がほどんどです。
こういったお友達には、年会費無料で海外旅行保険に特化したクレジットカードを持つことをオススメしています。
年会費無料でここまでの補償内容をつけてしまうのかと、びっくりするようなクレジットカードが世の中には存在するのです。
ということで今回は、私がいつもお友達に紹介している、海外旅行保険付で補償内容が充実しているおすすめのクレジットカードをご紹介したいと思います。
旅行好きな方は、持っておいて損のないカードだと思います。
旅費を少しでも節約したいと考えていらっしゃる方のお役に立てれば嬉しいです。是非検討してみてくださいね。
因みに、年会費無料のカードだと、補償内容は手厚くても子供まではカバーできないため、家族旅行には向きません。あくまで独身者か子供のいない夫婦向きです。
お子様と一緒に旅行をされる方の参考にはならないと思いますので、予めご了承ください。
2泊3日の台湾旅行に海外旅行保険は必要か?
海外旅行に初めて行く人の方が、安易に考えてしまうのですが、言葉の通じない国で万が一何かあった場合、日本にいるよりも大変なことになります。
そして、例え2泊3日だろうとも、未来のことは残念ながら誰にもわかりません。
私は初めて台湾旅行に行った際、急性胃腸炎になり、病院のお世話になった経験があります。
台湾の料理というのは脂っぽく、せっかくの旅行だからと連続で食べ続けていると、お腹を壊す可能性大なのです。(食い意地を張った結果が病院送りの点滴でした。笑)
台湾の病院の先生に、日本人は繊細で、脂っぽい料理や屋台の油に慣れてないから、よくお腹壊して運ばれてくるよ~と笑顔で言われました。
胃が痛くて動けない私にそんな笑顔で言われても・・・笑
ですので、万が一の時のために、保険に入っておくと安心です。
ネットで簡単に申し込める三井住友海上の『ネットde保険@とらべる』であれば、2泊3日で一人1500円ほどです。
海外旅行保険は必要で、入っておいた方がいいのは分かったけれど、それでも数千円出すのがもったいない・・・。
やっぱり、入らないでおこう。
その場合は、クレジットカードの付帯保険を賢く利用してみてはいかかでしょうか。
年会費無料のカードであれば、持っておくだけでいいですし、損はないと思います。
旅行に頻繁に行く方は尚更、旅行に行く度に保険に入るのはもったいないので、海外旅行保険付きのクレジットカードを持たれることをオススメします。
年会費無料のクレカの付帯保険でカバーできる人とは?
単身者や子供のいない夫婦
旅行期間が90日以内の短期旅行者
今回オススメする年会費無料のクレジットカードの付帯保険には、下記のような条件があります。
・保険の対象者は、会員本人のみで家族は対象外
・1旅行につき最長90日間
年会費無料のカードは、会員の家族までカバーすることはできず、あくまでカード会員のみが対象となります。
また、付帯保険は、出国日から最長90日間が業界標準となっており、90日を超える長期の旅行や留学を予定している人には向きません。
子供がいても、子供が旅行に同行しない場合は、子供のいない夫婦と同様に、それぞれがカードを所有していれば問題ありません。
どのくらいの補償内容があると安心?
傷害治療:300万
疾病治療:300万
補償内容で重要となるのが、傷害治療と疾病治療の項目です。
傷害治療費用・・・海外でケガをしたときに支払われる金額
疾病治療費用・・・海外で病気になったときに支払われる金額
海外で命を落とす確率よりも、病気になる可能性の方が高いため、上記2つの項目が最重要です。
また、台湾旅行であれば、それぞれ300万あれば問題ないといったところです。
どのカードでもいいの?
どのカードでもOKというわけではなく、下記条件をクリアしているものを選びましょう。
付帯保険目的のサブカードとしてクレジットカードを作るのであれば、年会費無料のものを選ぶようにしましょう。
年会費無料のカードだと、補償内容が大したことないのではないかと思われるかもしれませんが、中には素晴らしい内容のカードが存在します。
また、年会費無料のカードを複数枚持つことで、物価の安い台湾旅行(アジア)であれば問題なくカバーできます。
※海外旅行保険付きのクレジットカードを複数枚持っていた場合、補償限度額が項目によっては合算可能になります(詳しく後述します)
傷害治療費用と疾病治療費用の項目が高額なもの
カード付帯の保険には、自動付帯と利用付帯という2つの種類があります。
①自動付帯:届け出など煩わしい手続きは一切不要で、カードを旅行先に持参すれば、自動的に保険が有効になるタイプ
②利用付帯:旅行代金もしくは飛行機などの料金を、そのカードで支払った場合に保険が有効となるタイプ
利用付帯の場合、細かい条件が設定されていたりするため、いざ利用しようと思ったら、適用外だった!という可能性もありえます。
せっかくの楽しい旅行で余計な心配をしなくて済むように、自動付帯のタイプを選ぶと安心です。
万が一病気やケガをしてしまい病院のお世話にっても、自分でお金を支払うことなく診療を受けることができるシステムのことです。
お金のやりとりは、保険会社と病院がやってくれます。
海外旅行では、何気に嬉しいサービスです。なぜかというと、旅行中の現地通貨は、基本的に使う分しか両替していないので、急な出費に対する備えがないケースがほどんどだからです。
注意点は、カード会社へ連絡する前に病院へ行ってはダメだということです。先にカード会社へ電話をし、提携の病院を紹介してもらいます。
万が一先に病院へ行った場合、治療費は立て替えとなり、帰国後に請求をすることになります。
おすすめのカード
上記内容を踏まえて、おすすめのクレジットカード2枚をご紹介いたします。
保険金額は合算できる
オススメのカードをご紹介する前に、ちょっとマメ知識です。
補償内容の充実しているカードを選ぶ必要があり、傷害治療と疾病治療300万あれば台湾旅行では安心であると書きました。
ただ、実際、年会費無料でこの条件を満たすカードというのは、残念ながら今のところ存在しません。
ではどうするのか。
ここで知っておきたいのが、保険金額の合算というシステムです。
異なるカード会社が発行する海外旅行保険付きクレジットカードを複数枚持っていた場合、傷害死亡・後遺障害以外の項目は保険金額が合算されるのです。
因みに、傷害死亡・後遺障害は、最も高い保険金額を限度として支払われます。
ということは、カードを複数枚持つことで、傷害治療と疾病治療300万という条件を満たすことが可能となります。
これを踏まえた上で、最もオススメなカードはこの2枚です。
1枚目:エポスカード
公式HPはこちら⇒【エポスカード】
<おすすめポイント>
疾病治療費用の上限額が270万と、年会費無料のカードとしてはトップクラスである。
傷害治療費用も上限額200万円と高めに設定されている。
300万には届かないものの、複数枚カードを持つ事に抵抗がある人は、これ1枚あればひとまず安心できる。
2枚目:ジャックス 横浜インビテーションカード(ハマカード)
公式HPはこちら⇒ジャックス 横浜インビテーションカード(ハマカード)
<おすすめポイント>
疾病治療費用、傷害治療費用それぞれの上限額が200万と高い
エポスカードは、疾病治療費用を上げているため、傷害死亡・後遺障害が500万と低めに設定されている。
ただし、傷害死亡・後遺障害は、最も高い保険金額を限度とするため、両方のカードを持っていた場合、ジャックス横浜カードの2000万が限度額となる。
詳細
エポスカード | ハマカード | ||
補償内容 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高500万 | 最高2000万 |
傷害治療費用 | 200万
(1事故の限度額) |
200万
(最高額) |
|
疾病治療費用 | 270万
(1疾病の限度額) |
200万
(最高額) |
|
賠償責任 | 2000万
(1事故の限度額) |
2000万
(最高額) |
|
救援者費用 | 100万
(1旅行・保険期間中の限度額) |
200万
(最高額) |
|
携行品損害
(免責3,000円) |
20万
(1旅行・保険期間中の限度額) |
20万
(1旅行かつ1年間の限度額) |
|
付帯条件 | 自動付帯 | 自動付帯 | |
年会費 | 無料 | 無料 | |
キャッシュレス診療 | 〇 | 〇 | |
ブランド | VISA | VISA/JCB | |
保険期間 | 90日間 | 90日 |
海外旅行保険の補償額をそれぞれ合算するとこうなります。
エポスカード | ハマカード | 合算 | |
傷害死亡・後遺障害 | 500万 | 2000万 | 2000万 |
傷害治療費用 | 200万 | 200万 | 400万 |
疾病治療費用 | 270万 | 200万 | 470万 |
賠償責任 | 2000万 | 2000万 | 4000万 |
救援者費用 | 100万 | 200万 | 300万 |
携行品損害 | 20万 | 20万 | 40万 |
傷害死亡・後遺障害は、最も高い保険金額が限度額となるため、この場合はジャックス 横浜インビテーションカード(ハマカード)の2000万が優先されます。
その他の項目は、合算された額となります。
傷害治療費用は、200万+200万=400万
疾病治療費用は、270万+200万=470万
この二つのカードを持っていれば、台湾旅行で安心できる補償額300万をクリアすることができます。
年に3回、それぞれ3日間の台湾旅行をする場合、海外旅行保険を申し込むと1旅行につき1500円の出費、3回で4500円の出費となります。
台湾旅行で4500円あれば、ローカルフードを4日間食べ歩けます。
少しでも台湾旅行の旅費を節約したい、保険にお金をかけたくないけれど、万が一の時のための安心材料が欲しい。
こういった方は、上手くクレジットカードを利用してみてくださいね♪
詳しい詳細は、下記それぞれの公式HPよりご確認ください。
⇒【エポスカード】
⇒ジャックス 横浜インビテーションカード(ハマカード)
まとめ
台湾には、ゴールデンウィークとかシルバーウィークといった長期休みって、実はほとんどないんです。
なので、台湾で日本人の方をたくさん見かけると、GWの時期かぁ~とシミジミします。
旅行は備えが肝心ですので、万が一の時のために、海外旅行保険に加入するか、自動付帯のクレジットカードを持って行くようにしましょうね。
これから暑い季節となりますので、台湾旅行の際は、体調を崩されませんようにお気を付けください。
それでは、旅行楽しんできて下さいね♪
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