こんにちは、管理人のかどやんです。
ワーキングホリデーに行くか悩んでいるときって、それこそ、英語話せないのに行っても大丈夫か?とか、
帰国後ちゃんと再就職できるのか・・・など、リスクと天秤にかけてかなり迷いますよね。
私は、すでに1年半のワーホリ生活を終えて、オーストラリアから帰国しているのですが、ワーホリに行くべきかどうか、めちゃくちゃ悩みました。
ワーホリに旅立った時の私の年齢は29歳でした。1年行けば、帰国時には30歳になっています。
大人しく諦めて、日本で我慢しながら生活すべきではないかと悩みまくりましたが、悩み抜いた末に、結局行くことにしました。
ワーホリに行く理由って、人それぞれだと思います。
もしかしたら、今の生活に嫌気がさしていて、もっと違う生き方をしてみたいといろいろ調べているうちに、“ワーキングホリデー”という制度を知ったなんて人もいると思います。
そして今度は、海外で生活をするという新しい考えに出会ったけれども、海外に行くことで障害となる英語力について悩む・・・
私は今現在、英語ではなく中国語の勉強をしています。
これも、ワーホリに行ったからこそ、中国語の勉強をしようと思うようになりました。
誰しもが悩む、“英語ができなくてもワーホリに行けるのか”という疑問について、
またワーホリに行くことで私自身が得られた変化について、私の経験話を書いてみたいと思います(´ω`*)
ワーホリ行くのに英語力は必要か。
経験から言いますと、なんとでもなります。
私がオーストラリアへ旅立った時の英語力は、“how are you?”レベルです。笑
しかも、ネイティブ相手にこの言葉を聞いた時、あまりの発音の違いに聞き取ることができませんでした(~ω~;)))
そして、ワーホリに来ている日本人は、思いのほかたくさんいます。
語学学校に行けば日本人のお友達はできますし、学校に行けば嫌でも勉強するので、多少は話せるようになります。
ですので、語学習得を第一の目的と考えずに行く場合、さほど苦労はしません。
困っていれば、日本人のお友達が助けてくれますし、カタコトの英語でも、外国人たちはなんとか理解しようとしてくれることがほとんど。
新しい環境で、新しいお友達に出会い、苦労もしますが、そのたくさんの経験を通して、新しい価値観を得ることができると思います。
でももし、ワーホリに行く一番の目的を“英語の習得”としている場合、ある程度の勉強を日本でした上で、行かれることをおすすめします。
英語は残念ながら、海外に住んだだけでは話せるようにはなりません。断言できます。
スポーツと同じで、ルールを知っているだけでは上達しないのです。自分で話す努力をし、たくさんの失敗を経験して、初めて話せるようになります。
今まったく話せないのであれば、今から勉強すればいいです。
ネイティブレベルは難しいですが、努力次第では中の上レベルくらいには、なれるのではないでしょうか。
私が海外に出た理由は、語学の習得ではありませんでしたが、素晴らしいホストファミリーとの出会いや、外国人のお友達ができるにつれ、もっと彼らと話せるようになりたいと思うようになりました。
その結果、私は今、日常会話であれば問題なく話せるレベルとなりました。
ここに辿り着くにはかなりの苦労はしましたが、それも含めて価値ある経験だと感じています。
話せないものは話せないと開き直り、今から勉強すれば、コミュニケーションくらいは取れるようになります。
たまに、英語が話せなかったからワーホリを楽しめなかった、という意見に出会います。
これは、“英語が話せなかった” から ”楽しめなかった” のではなく、
そもそも失敗を恐れて “何もしなかった” から “人生ひっくりかえるような価値感に出会えなかった” ので楽しめなかったのではないでしょうか。
ここでの “英語が話せなかったから” は、その裏に隠された本当の言い訳を隠しているだけです。
私は英語できなくても楽しかったですし、そして、もっと頑張ろうと思いました。
大事なのは気持ちの持ちようです。
ですので、ワーホリに行くことを “英語が話せないから” という理由だけで諦めないでください。
海外に出れば、日本では絶対に得ることのできなかった、新しい価値感に出会えます。
英語ができなくても、ワーホリ行きたい人は「今から勉強する」。そのちょっとのやる気で十分です。
ワーホリは私の価値観を変えました
私はワーキングホリデーに行き、日本で29年間かけて築き上げてきた価値感はなんだったのだろうかと思うくらい、物事の捉え方が変わりました。
自分自身が大きく変化するきっかけとなったこのワーホリは、かけがえのない経験でした。
もともと私が海外へ行きたいと思った理由は、
「英語の勉強をしたい」や、「昔から海外で生活するのが夢だった」など、海外への強い意思を持っていたわけではありませんでした。
そもそもワーホリに行こうと思った理由
ワーホリへ行く理由の中には、
「彼氏に振られて生きる気力がなくなり、どっか遠くに行きたい」とか、
「日本での同じことの繰り返しである毎日に嫌気がさした」とか、
「会社でひどいイジメに会っていて辞めたいけど辞める理由が見つからず、海外に行くことにしようと思った」とか、
様々だと思います。
私の場合は、会社が心底イヤになったからでした。縦社会を重視する会社の人間関係や、仕事内容に嫌気がさしていました。
ここから抜け出したい。
けれど、なにか正当な理由が欲しくて、「もともと海外へ行くことが夢だった」と、そしてワーホリは30歳までしか行けないので、今しかないのだと言いました。
確かに、漠然と海外での生活には憧れていました。これは事実です。
けれども、本当に心底海外で暮らすことを夢見ている人たちと比べると、とってもちっぽけな空想に過ぎませんでした。
今となっては、会社を辞める理由を“ワーホリに行く”ことにし、それを実行したあの時の自分に感謝しています。
私は、今の生活や人生が苦しかったり、ちょっと違うのではないか、と疑問を抱いているのであれば、一度その現状を手放してみてもいいのではないかと思います。
手放すことで客観的に外からその景色を眺め、判断すればいいのではないでしょうか。
よく“会社辞めたら絶対後悔する” とか言われますよね。
おそらく彼らは、心からあなたを心配して引きとめようとしてくれているのかもしれません。
親切心からだと思います。そして、その親切心は、あなたを少なからず不安にするかもしれません。
私の場合も、何度もたくさんの人からこの言葉をかけられました。
けれど、何人の人が“私のこころの限界を理解していた” のでしょうか。
ボロボロで逃げ場がなく、最終的に会社を辞める正当な理由を必死に用意した “私のこころ” はきっと誰も理解していないと思っています。
もし何かしらの現状に苦しんで出した答えが、”海外へ行くこと” なのであれば、立派な理由です。
いろんな、同じような境遇の仲間に出会いますし、たくさんの新しい経験ができますよ♪
自分の人生が変わった
私がワーホリへ行った理由は上記のようなことでしたが、期待以上の経験をすることになりました。
なにより、何度も克服しようとしたけれども出来なかった、人見知りがなくなったり、
あんなに失敗を恐れていたのに、失敗は成功への過程でしかないと考える自分がいたり、どんどん強くなっていく自分に本当に驚くばかりでした。
海外へ出ることで、日本の良さを改めて知ることができたし、日本の外から日本を眺めることで、自分が日本人であること自体が奇跡で、幸せなことなんだと思うようになりました。
そして、私はワーキングホリデー中に台湾人の今の彼氏と出会いました。彼との出会いによって、これからの人生の方向性は大きく変わりました。
今、私が中国語の勉強をしているのも、そのためです。
オーストラリアへワーホリへ行って、中国語の勉強をすることになるなんて、びっくりです。
素敵なホストファミリーにも出会えましたし、ワーホリ中に新しい日本人のお友達、外国人のお友達ができました。
今まで自分が出会ってきたタイプの人たちではなく、新鮮で刺激的でした。ほんとに、日本を飛び立つ前の不安なんて毎日の新しい刺激によってかき消されていました。
いろんな思いを抱えてワーキングホリデーで海外へ旅立つと思います。
その一歩は、自分を大きく成長させるための一歩に過ぎない、と私は思います。新しい環境は新しい価値感を必ず提供してくれます。
そして、新しい価値感によって、新しい考えが生まれて、今まで考えもしなかった悩みの解決方法へ導いてくれたり、
また、経験値が上がることによって、今まで不安に思っていたことが不安ではなくなってしまいますよ。
まとめ
“ワーキングホリデーに行くのには英語が話せないとダメなのではないか” とか、
“30歳間際にワーホリに行ってもいいのだろうか” など、
行くかどうか決めかねて、悩んでいるあなたの参考になればうれしく思います。
行くかどうかを判断する材料には、経験者の声と、経験者の帰国後の現状を知るのが一番いいのではないでしょか。
他にも、ワーホリ行かれた方が書かれたブログはたくさんあると思うので、いろんな意見を聞いて、決めてくださいねo(^▽^)o
ほんとに、今の悩みは新しい価値感に出会った後では、ちっぽけなものに思えてしまいますよ。それだけ成長することができるということです。
行って損はないと思うのですが、行く前のなんとも言えないあの不安は十分に理解しているつもりなので・・・。
後悔のない選択をしてください。
◆ワーホリ行く決心がついたら始めること
『英語できなくてもワーホリ行く覚悟』ができたなら、さっそく英語の勉強を始めましょうね。私の失敗からいうと、発音の練習を最初にがんばりましょう。
海外に行くと自分の英語が通じなくて凹むことがあります。スピーキングでは「発音」がとても大切になってきます。
発音を疎かにしていると、かなり痛い目をみるので(私こことです。苦笑)、最初に勉強することをオススメします。
この記事でおすすめアプリを紹介しているので、参考にしてみてください。