こんにちは、管理人のかどやんです。
今日は、私が日常的に使っている言葉「この○○キレイなやつ?」をシェアしたいと思います。
簡単そうに思えてなかなか出てこない・・・
わかるようでわからない・・・私にとってはそんな文でした。
文を教えてもらっても、今度はどうしてもうまく解釈できない。
なんかしっくりこないな~と思っていたんですけど、理由はこれでした。
「的」をうまく捉えられてなかったから。
覚えると応用が効く文なので、是非練習して使ってみてくださいね♪
それではいってみましょう~。
台湾華語で「この○○きれいなやつ?」【ボポモフォ・音声付】
ある日の私と彼の会話。
このタオルきれいなやつ?
這個毛巾是乾淨的嗎?
(ㄓㄜˋ ㄍㄜ˙ ㄇㄠˊ ㄐㄧㄣ ㄕˋ ㄍㄢ ㄐㄧㄥˋ ㄉㄜ˙ ㄇㄚ˙)
(zhe4 ge0 mao2 jin1 shi4 gan1 jing4 de0 ma0)
この文は、覚えるとかなり役立ちます。
這個+「○○(単語)」+是乾淨的嗎?
「毛巾」の変わりに別の単語を入れて使ってみてくださいね。
いや、違う。これ、僕使った!
不是、這個我用過了
(ㄅㄨˊ ㄕˋ、ㄓㄜˋ ㄍㄜ˙ ㄨㄛˇ ㄩㄥˋ ㄍㄨㄛˋ ㄌㄜ˙)
(bu2 shi4 zhe4 ge0 wo3 yong4 guo4 le0)
キタナイやつ。
這個髒髒的
(ㄓㄜˋ ㄍㄜ˙ㄗㄤ ㄗㄤ˙ ㄉㄜ˙)
(zhe4 ge0 zang1 zang0 de0)
キレイなやつじゃない
「キタナイやつ」という言い方の他に「キレイなやつじゃない」とも言えます。言いやすい方をまずは覚えましょう。
不是乾淨的
(ㄅㄨˊ ㄕˋ ㄍㄢ ㄐㄧㄥˋ ㄉㄜ˙)
(bu2 shi4 gan1 jing4 de0)
的の後ろの名詞の省略
這個毛巾是乾淨的(毛巾)嗎?
実は、この文は的のあとに、「毛巾」という言葉が隠れています。
中国語では、すでに何について話しているか対象がはっきりしている場合は、あえて重複して言いません。
英語でも同じですよね?「it」になります。
日本語の場合も、「~のもの?~なやつ?」と省略されます。
けれど、最初はこの「的」を「の」としか覚えていなかったので、違和感がありました。
「的」を使った代表的な文は、「私のタオル」⇒「我的毛巾」とかですよね。
そして、私がしっくりこなかったのは、「もの」と無理やり訳している文。
上の文でいうと、「このタオルきれいなもの?」
正しく直訳したらそうなんだろうな・・・というのはわかるんですけどね。
でも、私が中国語を話すときの頭の中って、まず、情況があって、そこによく使う日本語が出てきます。そこから、覚えている中国語を引っ張り出してくる。
例えを出すと、
1.椅子の上に置いてあるタオルが目に入る
2.これがキレイなやつかわからないから聞いてみよう!
3.よく使う日本語が出てくる「このタオルきれいなやつ?」
4.「このタオルきれいなやつ?」を中国語に訳す
5.這個毛巾是乾淨的嗎?
こんな流れです。
この作業時間、たぶん5秒もないです。誰かと会話していると、この作業をもっと早く頭の中で繰り返していくことになります。
そして、ここに落とし穴があるのです。
もし、「這個毛巾是乾淨的嗎?」の日本語訳を、直訳通りに「このタオルきれいなもの?」と覚えていたら、この文は瞬時には出てこないんです。
(「的」の用法の例文集とかで、「このタオルきれいなもの?」=「這個毛巾是乾淨的嗎?」と覚えている状態)
少なくとも私の場合はそうです。
たぶん、20秒くらい考えれば、「もの⇒やつ」と変換して、出てくると思います。
けれど、瞬時には出てこない。
「このタオルきれいなやつ?」に一致する中国語として「這個毛巾是乾淨的嗎?」を認識できていないからです。
なので私の覚え方は、その言葉を使う情況を理解したら、直訳で覚えるのではなくて、自分がよく使う日本語に変えます。
例えば、この文。
水餃還是鍋貼、你比較喜歡哪一種?
直訳:水餃子それとも餃子、あなたはどちらの種類が比較的好きですか?
私の訳:水餃子と餃子、どっちの方が好き?
こんな感じです。
英語の勉強してた時に、文たくさん覚えたのに、なぜか会話ではベストなタイミングでその言葉が出てこず、悩みに悩んでこの方法を試したら効果絶大でした。
会話になるとうまく言葉が出てこないと悩んでいらっしゃる方がいたら、騙されたと思って試してみてくださいね♪
ではまた~。