こんにちは、管理人のかどやんです♪
ワーキングホリデーに行くとき、決めることがたくさんあって大変ですよね。
私もそうでした。
そして、今まで経験したことのないことについて決めなくてはいけないので、余計にわからなくなってしまうと思います。
語学学校に通う間、どこに滞在するのか?これも早々に決定しなくてはいけない事柄のひとつですね。
エージェントの方は、おそらくホームステイをおすすめされると思いますが、ワーホリに行った経験者の私もやはりホームステイをおすすめします。
今回はなぜ学生寮やシェアハウスではなく、ホームステイが良いと感じたのかを詳しく書いていきたいと思います。
住まいの種類
語学学校が決定したら、住む場所を決める必要があります。
語学留学をする方は、ホームステイか学校が所有するスチューデントハウス(学生寮)のどちらかを選択することができます。
そして、あとはシェアハウスに住む。
このいずれかを選択することになります。
それではそれらを、具体的に比較してみたいと思います。
ホームステイ
ホームステイとは、語学学校に登録しているホストファミリーの家に住むことです。留学のエージェントに希望を伝えれば、学校の手配と一緒に手配してくれます。ホームステイの特徴は食事や洗濯など、生活に必要なことのお世話をしてくれるところです。
メリット
・勉強に専念できる
・ホームステイ代以外のお金があまりかからない
・オーストラリア人と生活することができる
・学校の基準を満たしているファミリーであり、好意的である場合がほとんど。安心して生活できる
慣れない環境で、いきなり家事をすべて自分でしなくてはいけないのは、かなり苦痛です。学校では宿題が出ますし、予習・復習と語学学校に通う間は勉強が最優先です。
高いお金払っているんです。勉強しなくては損です。
その点、朝ごはん・夜ごはんの準備、そして洗濯とすべてやってくれることは有難いことではないでしょうか。
私がホームステイをしていた間、ごはんは基本的には家で食べていたので、ほとんど食費がかかりませんでした。お昼もお弁当を作ってくれたり、学校にキッチンがあったので、たまに簡単なサンドイッチなどを作って食べてました。
そしてホームステイのいいところは、オーストラリア人と一緒に生活ができる!生きた英語を聞けるということです!
私の日常英会話力は、ホストファミリーのおかげてかなり上達したと思っています。
机の上で習う文法と、日常の会話はまったく違いました。日々の中にたくさんの英語上達のヒントが詰まっていましたよ。
デメリット
・ホームステイ代が高い
・ごく稀にお金欲しさにホストファミリーをしており、好意的でないファミリーに当たってしまう可能性がある
1週間で約$260-(食事付) 日本円にして¥22,620-(12月現在 1ドル87円)
日本と比べると、ちょっとお高いです。1ヶ月で10万近くです。
ただ、仮にスチューデントハウス(学生寮)のシングルルームでも$220(食事なし)です。そんなに大差がないと思うのですが、ちょっとでも安くという方には、ホームステイは正直向かないかもしれません。
そして、ごく稀にですが、あまりホストファミリーにふさわしくない方が、お金欲しさのあまりに留学生を受け入れているということもあるようです。
学校は、ホストファミリーに適しているか事前にチェックをしています。何かあったら大変ですから当たり前ですよね。
でも、チェックするだけでは本性をなかなか見抜けないのが事実みたいです。
ただ、もし最悪なホストファミリーに当たってしまった場合は変更が可能です。私も実は剃りが合わずに、一度ホストファミリーを変更しています。
日本人は我慢してしまいがちですが、とにかく困ったら相談することです。解決策は必ずあります。
スチューデントハウス、学生寮
学校が所有する家に住むこと。マンションの一室まるごと、もしくは家一軒まるごとを持っていて、生徒が共同生活をする。こちらも、学校の手配と同時に、希望があればエージェントが手配してくれます。管理人は駐在しておらず、基本的には生徒だけで生活することになり、食事、洗濯、掃除は自分たちでする。
メリット
・学校が管理しているので何かあれば学校にすぐに相談できる
・価格が安い
・クラス以外の生徒とも友達になれる
シェアハウスと違い、学校が管理しているので、とにかく困ったことがあればすぐに学校に相談できます。そして信頼問題に繋がるため、早急に対応してくれるケースが多いです。
また、価格はホームステイよりは安くなります。2人部屋だと約$170ぐらいだと思います。
食事も住んでる生徒と一緒に作ったりするので、安く抑えることができると思います。
そして、クラス以外の友達ができます。だいたい5人~10人くらいで生活をしますし、友達の友達もよく入り浸っていたりするので、いろんな国籍の友達ができる可能性があります。
デメリット
・知り合えるのは生徒のみでオーストラリア人の友達ができにくい
・日本人ばかりになるケースもありえる
学校の寮で生活するので当たり前なのですが、生徒しかいません。なのでオーストラリア人はいません。
オーストラリアに行けば、オーストラリア人のお友達がすぐにできると思うかもしれまでんが、現実はそんなに甘くはなく・・・。
いくらオーストラリア人がフレンドリーとは言え、いとも簡単にはお友達にはなれないのが現実です。片言の英語しか話せないとなると、かなりハードルは高くなりますね。
残念ながら私は、寮に住んでいて、オーストラリア人の友達がいるという日本人のお友達を知りません。
そして、寮は住む人を選べません。日本人が多い時期だと、日本人だらけになる可能性があります。日本人は比較的寮を選択する人が、多いみたいです。
ヨーロッパの人やブラジル人は割と英語が話せるので、自力でシェアハウスを探す人が多いと感じました。
これはほんとうに運としかいいようがないのですが、万が一日本人ばかりになると、せっかくの英語の習得が遅くなってしまう可能性大です。
英語をちゃんと勉強しょうとしている人には、あまりおすすめではないかもしれません。
シェアハウス
その名の通り、家をシェアして住みます。基本的には家のオーナーが一緒に住んでおり、余っている部屋を提供してもらい、家賃を払うという仕組みです。部屋は自分の部屋があり、お風呂・トイレ・キッチン・リビングルームなどは共有で使用します。
最近は日本もプチシェアハウスブームですよね。シェアハウスの募集の記事をよく見かけるようになった気がします。
オーストラリアはむしろ 家を借りる=シェアハウスを探す です。
メリット
・自分の条件にあった家を選ぶことができ、選択肢がたくさんある
・費用を安く抑えることができる
・オーストラリア人と生活できるかもしれない
シェアハウスが主流のオーストラリアでは、ほんとにたくさんの家の情報があります。なので、その中から自分にあった条件の部屋を選ぶことができます。
家賃もピンキリですが、安いところで 週$130-とか$140-くらいでしょうか。
2015年12月現在で、1ドル87円なので1週間およそ ¥11,310-です。
オーストラリア人も普通にシェアハウスに住んでいるので、友達になれる可能性があります。
デメリット
・英語がある程度話せないと探すのが難しい
・他人と暮らすためにある程度のリスクを覚悟しなくてはならない
シェアハウスは、英語の掲示板で探すことが主流です。そして英語でいろいろ質問をし、交渉をしなくてはなりません。これが英語初心者にとっては、かなりのハードルとなります。
勘違いしてしまったり、英語が話せないばっかりにぼったくられたりと、運が悪いとひどい目に合います。
また、部屋に鍵がついてないことがほとんどのため、貴重品の管理には特に気をつけなくてはなりません。
日本だと信じられませんよね?赤の他人と生活するのに、部屋に鍵がないなんて (゜ロ゜)
入居者同士のトラブルもあるようなので、見極めが大切です。
まとめ
それぞれにメリット・デメリットがあります。悩みますよね。留学するとなると仕事も辞めるわけですから、お金にもシビアになると思います。
学校を卒業すれば、寮にも住めなくなりますし、ホームステイも学校からの斡旋先であれば出る必要があります。
私の場合はホームステイ先を一度変更して(ちょっと合わなかったんです)、とっても素敵なおばあちゃんに出会いました。
このおばあちゃんと隣の家族はとっても仲が良くて、私もたまに一緒にお茶をしたりしていたんです。
そして、いよいよ卒業して部屋探しをしなければって時に、うちに住めばいいよ~と言ってくれたのが隣の家族、私の第2のファミリーだったのです!!
この時は、ほんとに嬉しかったです。もともと彼らの家はシェアハウスではなかったため、善意で提案してくれていました。
ほんとにいろいろあって、遂には家もなくなるのか・・・とホー厶レスを覚悟してたまさにそんな時にこの一言。
それから、街を移動するまでの約10ヶ月間くらいお世話になっていました。
今でも月に1回はメールしますし、ホームステイ先の娘さんカップルが日本に遊びに来てくれたりと、交流がありますよ。
ホームステイのいいところはやっぱり、オーストラリアのかけがえのない第2の家族ができることではないでしょうか。
帰る場所があるって、ほんとに幸せです。
私はホームステイを選択したことによって、すばらしい出会いと経験をしました。
せっかく行くならオーストラリアでの生活を生で経験すべきです!今、寮にするか迷っている方、とりあえず1ヶ月だけでもホームステイしてみてはいかがですか。
ホームステイするかどうかも、ぜひ検討してみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
それではまた♪