台湾のトイレは汚い?トイレ事情とおすすめの場所を台湾在住者が解説

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こんにちは、台湾在住7年・ライターのかどやんです。

台湾では当たり前のことでも、日本人の私達からすると「えっ!?」とびっくりする事が色々あります。

トイレもその一つ。

今でこそ慣れましたが、台湾に嫁いで来たばかりの頃は驚きの連続でした。

特にアジアは初めてという方に知っておいて欲しいのが、日本とは少し違う台湾のトイレ事情です。

詳しく解説していきますね!

台湾のトイレは日本と同じではない

トイレの綺麗さにおいては、日本の右に出るものはいないのではないでしょうか。

そのくらい、日本のトイレはレベルが高く、常に清潔に保たれています。

日本水準に慣れてしまっている場合、運が悪いと台湾では、

便器がそこにあるのに汚くて利用できないケースも

台湾のトイレは、綺麗な場所と汚い場所の差が激しいんですよね。

よって、旅行中は次にご紹介する場所でトイレを利用するのがオススメです。

台湾旅行でおすすめするトイレの場所

おすすめのトイレの順番はこちら。

① ホテル

どこのトイレよりも、ホテルのトイレが一番綺麗です。

特に日系ホテルの場合は、日本人好みの仕様になっており日本と同じように使う事が出来ます。

出発前は、必ずホテルのトイレで済ませておくのがおすすめです。

② MRT(地下鉄)の駅

公共の場ですし、不特定多数の人が利用するので汚いと思われがちですが…

掃除が小まめにされているので、思った以上に綺麗です。

夜市に行く場合などは、予め駅のトイレを利用しておきましょう。

③ 百貨店

正直、日本の百貨店のレベルを期待するとがっかりするかもしれません。

(海外在住歴が長くなると、日本の百貨店のトイレが美しすぎて感動すら覚えます。笑)

清掃もMRTの駅ほど頻繁にされているわけではないので、運が悪と汚れている事もあります…(経験談)

まぁ普通に利用できるレベルなので、困った時には利用するのもありです。

④ レストラン・カフェ

レストランやカフェは、お店がお洒落であっても建物が古い場合はちょっと注意が必要です。

なぜなら、

台湾はトイレットペーパーが流せない場所が未だに存在するからです。

(詳しくは後述します)

トレイ自体は清掃が行き届いていても、

トイレットペーパーをゴミ箱に捨てる事に抵抗がある人も多いのではないでしょうか。

また、トイレットペーパーが流せるかどうかは、トイレに入ってみないとわからないんですよね…

ちょっと不安な場合は、やはりMRT(地下鉄)のトイレを利用しておくのが良いかもしれません。

おすすめしない場所:観光地のトイレ

観光地のトイレは、キレイな所もあればお世辞にも綺麗とは言えない所もあるので、期待はしない方がいいです。

特に夜市のトイレは辞めておくのが無難

台湾人の友人ですら「夜市のトイレが臭すぎてヤバかった…」と言っていたので、ちょっとおすすめは出来ないです…

コンビニや小さいスーパーにトイレはないと思っておく

厳密にいうと、お客様用のトイレがあるところもあります。

ただ、日本のようにほとんどの店舗にあるというワケではないので注意が必要です。

むしろ、台北市内だとお客様用トイレがあるコンビニの方が珍しいです。

スーパーも、大型店舗であればありますが、小さいスーパーにはありません。

私はその昔、トイレに行きたくなってコンビニに駆け込んだのですが、トイレがないと言われて「ウソー!!!」となった経験が…。苦笑

台湾は至る所にコンビニがありますが、コンビニでトイレは借りられないと思っておくのがベター。

コンビニにトイレがあるかは、看板の下にマークがあるのでそれをチェックしてみて下さいね!

トイレットペーパーについて

日本であれば、トイレットペーパーは便器の中に捨てて、流すものです。

でも、国が変わればトイレ事情も異なってきます。

台湾ではトイレットペーパーをゴミ箱に捨てるケースも

2017年に台湾の環境保護署が「トイレットペーパーは便器に流しましょう」と言い始めてから、流せるトイレットペーパーが増えてトイレに流すように。

それ以前は、「トイレットペーパーはゴミ箱に捨てるもの」でした。

ただし、トイレットペーパーを便器に流すことが推奨されてからも、古い建物に入っているお店は配管が詰まる事を考慮してゴミ箱へ捨てるようにしているケースも。

また、トイレットペーパーを便器に流すようになったのが比較的最近なので、習慣が抜けずにゴミ箱に捨てる人もいるようです。

便器に流すかゴミ箱に捨てるかの見分け方

一番簡単なのが、張り紙をチェックする方法です。

おそらく、トイレに入るとドアやサイドに貼ってあります。

張り紙がない場合や中国語オンリーでわからない場合は、トイレの中に入って大きなゴミ箱があったら流せないと思っておきましょう。

その場合は、ゴミ箱へ。

特に大きなゴミ箱が見当たらない場合は、日本と同じように流してOKです。

トイレの中に大きなゴミ箱がある▶︎ 流せないのでゴミ箱へ

トイレに大きなゴミ箱がない▶︎ 流せる

トイレットペーパーがあるか確認を!

たまーに、トイレの個室の中にトイレットペーパーがない!!という事があります。

トイレの入り口にトイレットペーパーがあり、必要な分を取ってから個室に入るというパターン。

昔通っていた語学学校がこのパターンでした。

知らずに個室に入り「トイレットペーパーがないない!!」と焦った経験があります…

ティッシュを持っていたのが幸い。

そうでなかったら、大変な事になっていたことでしょう。苦笑

このケースはそんなに多くはありませんが、念のために個室に入ったらまずはトイレットペーパーがあるか確認するのが◎。

台湾のトイレを利用する際のポイントまとめ

台湾のトイレを利用する際のポイントをおさらい↓

  • 日本ほど綺麗ではないと心得ておく
  • ホテルかMRT(地下鉄)の駅のトイレを優先的に利用する
  • トイレットペーパーが流せるかは貼り紙ORゴミ箱のサイズで判断する
  • トイレに入ったら、トイレットペーパーがあるか確認する
  • 潔癖症な方は、携帯用の便座除菌クリーナーを持参

日本では、汚いトイレに出会うことの方が難しいですよね。

そのくらい日本のトイレは清潔です。

年末に日本に帰った時に、便座が暖かくて感動したことをふと思い出しました。

でも、日本は日本で台湾は台湾。それぞれに良いところもあれば悪いところもあります。

海外に出て真っ先に諦めるべきは、“日本だったらこうなのに!”という感覚なのかもしれません。

台湾旅行楽しんでくださいね!

それではまた♪

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